フォーエバー ヤング     16日

昨日の「童子」の話を少しだけ広げさせてもらう 日本の各地に「ミシャグジ」あるいは「シャクジン」と呼ばれた古代信仰の名残が残っている 特に諏訪地方にはいまだに根深く残っているようだがここ東京でも「石神井」という地名があるのはご存知だよね ルーツを辿ってくとどうも縄文時代の石神信仰(石棒や石皿などに象徴される)に繋がってゆくようで、ではこのミシャクジってどんな神様だったのか・・・というイメージを求めるとヘビとかあるが、どうも「子供」つまり童子につながってゆくようなのだが・・・この話の続きはいずれまた
さて、やっと今日のライブの話にいくことにしましょう 今日最初の出演者はThe King Beatsという若いバンド 僕が知っている前回は3人編成でアコーステイックスタイルだったが今日はドラムが加わって完全なエレクトリックバンド ギターのカトキングも今日はストラトを抱えて完全にロックギタリストだ!このバンドはやっぱりこの編成のほうがしっくり来るね ボーカルの彼女も今日はエネルギー全開でスタンデイングでのパフォーマンス あのどことなく手話に見えるアクションもスタンデイングだといいねえ まだ未完成な感じもあるけどけど いいバンドだ

その次のバンドは平均年齢がちょっと・・・いやもう少し上がるかな ペンギンハウス2回目の登場となるCOLORFUL SPICEの登場だ 3人編成のこのバンドはブルースを基礎に置いたしっかりしたリズムによく歌うギター、そして結構繊細な部分を多く持ったボーカル・・・なぜか僕はFenton Robinson を思い出した・・・オリジナルの曲はここらへんのテイストをうまく融合させていい雰囲気を作ってる ゆっくりじっくり聴きたくなるような曲が多いなあ

そして、ブルースを基礎にといえばやはりこのバンド 古田光郷トリオ ベテランの古田(vo/g)に若手の吉田靖雄(b)吉岡優三(ds)のこのトリオは前回はもう一人藤倉嗣久(g)が加わってブルースやソウルのカバーナンバーのライブをしたが、今回はすべて古田のオリジナル曲ばかりの演奏 ブルースやファンクスタイルの曲もあったがけっこうレゲエスタイルで作られた曲が多かった 歌の歌詞を聞いてると古田がなかなかロマンチストなのがうかがえる ブルースから出発した(らしい)彼の音楽人生もそれを土台にしてまだまだ色々なところへ広がってゆくようで 若手ではないのに(笑)これからが楽しみな人でもある いいな 音楽やってると歳取らないよね(多分) for ever young!であれ・・・僕もありたい

・・・そして高円寺ライブハウスの夜はふけていった・・・

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