東へこっそり 13日

今日は企画ライブだった そしてなんと今日になってタイトルが判明した(笑) 主催者の山田庵巳によれば『higasiの 東へこっそりツアー2019』というのだそうだ そして素晴らしい弾き語りシンガーが4組登場した では今日13日(金)のライブレポートを

最初の演奏者は山田庵巳 そう、いつもなら当然「トリ」での登場になるはずの彼が今回はトップで・・・それも限りなく「オープニングアクト」的な感じで登場したのには僕だけでなく今日のお客さんたちも「おや?」と思ったのじゃないだろうか でも、今日を「初日」としてスタートするツアーの口火を切ると」いう」意味で彼がこのポジションを選んだのも納得できるし、この後の出演者を見れば全員決して引けを取らない顔ぶればかりなのだ それよりも最近は「ふれでりっひ書院」や「山牛蒡」というユニットばかりでの活動を続けてきた彼の久しぶりの8弦ギターを持っての弾き語りは個人的にも嬉しいことだった 今日はリハ後に「前呑み」してしまいちょっとヘロっとしてた庵巳(笑)・・・でもとても楽しそうだった!

2番目はhigasi (from福岡) そう、この女性シンガーが今日の主役だ! はるばる九州の福岡から東京まで歌のツアーにやってきた そして5daysの初日がここ、高円寺の「ペンギンハウス」だ またよりによって一番「コア」な場所を庵巳は選んだわけで(笑)・・・でも当人はすごくゴキゲンで、高円寺の街がすっかり気に入ってしまったようだ その歌声は澄んでいてとても美しくそれでいて奥の方にしっかりとした芯がある この声いいなあ~・・・

3番目は松浦 湊 だいぶ前にあるイベントでここに出演したこの女性シンガー・・・その時も感じたのはとてつもない表現力や歌唱力・・・そして何か不思議な存在感を持つこのシンガーはもうぼくは「鬼才」どころではなく「モンスター」だと思う いや、決して”怖い”という意味じゃない とてつもないスケールを持ってるのだよね それでいてあの天真爛漫さ・・・もうひとつ付け加えるなら僕が20代の頃から個人的に知っている女性ミュージシャンの娘さんでもあるのだよねえ

最後の演奏者はアカリノート 男性のアコギ弾き語り・・・お会いするのはもちろん今日が初めてだ しかし、山田庵巳があえてこのシンガーを「トリ」に選んだかも僕は理解できた リハーサルからかなりギターを含む全体の「サウンド」に拘る姿勢・・・それはアコギ1本で表現しなければならないミュージシャンが常に抱えて当然のことなのだ 同じアコギ弾きとしてそれは僕にもすごくよく解るのだ 妥協を一切しない入念なリハ・・・そしてそれを踏まえた上で本番ではまったくそれを忘れたような奔放な演奏・・・う~ん「お主、できるな!」僕は心の中でそうつぶやいた とにかく今日の4人・・・誰がトップでもトリでも整理るしちゃうような高度なレベルで・・・しかも全員がそれをすごく楽しみながらやっていた

こういうライブって・・・やっぱりハマるよなあ~

今日のオムニバス動画です


高円寺ライブハウス ペンギンハウス

出演するには?

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