改めて音楽の力 11日

さて、ペンマス亜郎の訃報が伝わってちょうど一週間の今日・・・いやあ、長いのか短いのかわからなく成るくらいの時間だったなあ~ では今日11日(土)のライブレポートを

最初の演奏者はLactic acid bacterias of Death 今日ペンギンハウスにやってきて初めて彼の訃報を知ったという彼らはさすがに驚いていたが、でも彼らの演奏世界をきっちりと見せてくれた とにかくテクノとパンクが不思議な化学結合をしたかのような彼らの演奏は実に個性的だ 以前居たバンドの中でも飛びぬけてフリークスだった村越が「これが僕のやりたいことなのだ」という形をはっきりと見せてくれる 名前はやたらに長いから覚えなくてもいいから(笑)顔と音だけでも覚えてほしいな

2番目はflight rocks 久しぶりに登場してくれた彼ら、相変わらず人気がある とにかく1950年代初期のロカビリーのそれももっと限定すると「サンレコード」から「RCA初期」のエルビスプレスリーバンドのサウンドを再現するだけではない ギターボーカルのMissyはそのエルビスと当時彼のバックを務めていた名ギタリスト「スコッティー・ムーア」のギタープレイを一人で同時にやってしまうんだ・・・と言ってもなかなか伝わらないよねえ(笑) もう僕にとっては音楽の哺乳瓶のようなものなんで嬉しいのだよね!

3番目はクズボーイズ 今年の彼らもやっぱり素敵だった ベースボーカルのマツモトは別にイケメンでも美声でもない ノリボーイのギターも上手いってほうではない だけど彼らには人を惹きつける魅力があるのだ 声をかけたくなってしまう何かがあるのだ まるでフーテンの寅さんみたいに不格好で危なっかしさが有るのかもしれないね とにかくいつでも彼らは真剣で一生懸命なのだ それがいいのかも知れないね

4番目は平和堂 今日は音楽スタイルも年齢層もぐるぐると変わるのだ いい歳をしていい意味での「大人げなさ」が彼らの音楽や演奏にはある まるで子供のように彼らだけが知ってる呪文を掛け合って遊んでるような・・・その楽しさがステージからこぼれだすのだ

最後の演奏者は電気スルメ  新城ヒデキvo.g,北川剛vo.g,のツインフロントにバックは毎回のように変わるのだが今日は明井幸次郎b,田中裕之ky,チャッピーdsというメンバーチャッピーさんは昔「カルメンマキとオズ」というバンドで叩いてたという大ベテラン お歳を訊いたらなんと70歳!・・・亜郎と同い年なのかあ~ キーボードの田中ちゃんも新城さんも先週の送る会に来てオープンマイクで演奏してくれたが、その時やはり来ていた北川さん(僕らはキンちゃんと呼んでる)・・・彼だけはその時は「今日はどうしてもそんな気分になれない」と演奏を辞退したのだが、今日はそれを振り切ったかのように思い切りぶっちゃけてはじけてた やっぱりロックは、やっぱりロックは人を元気にするんだなあ~ キンちゃんありがとうね!

今日のオムニバス動画です


高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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