ギター弾く男たち    1日

いよいよ今日からは7月 お天気もいい今日1日(金)

7月最初の夜のペンギンハウスライブ 最初の演奏者はギター弾き語りシンガー toyosick

本番前にステージにおいてある彼のギターを近くでじっくりと観察させてもらった

ちょっとボディーの薄いオーバルサウンドホールのGUILDのアコギ そこにはかなりはっきりとした傷が付いている まずひとつはサウンドホールの斜め上、そこからボディーの端にかけて斜めに広いひっかき傷が 今度はブリッジの近くピックガードの横のところ

これは彼がピッキングする場所を演奏時にいろいろ変えて弾いてる証拠だ 実際見ていると基本はセンター寄りのところで弾いてるがアクセントに硬い音を出すときはブリッジ付近・・・色々と使い分けている あと指弾きとピックを使ったストロークとか・・・ギター使いとしてかなりの技を彼は持っている そのテクを駆使したうえでアタック感と伸びのある声で歌われる歌はダイナミズムの幅が広いのだ 独りでこれだけやるギター弾きはなかなか居ないよ
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2番目に登場するのはやはりアコギ弾語りの 西山諒
彼のギターパターンはわりとシンプルだ その分ボーカルにすごく体重が乗っている  どちらかというと歌でノリとスピード感も出していく彼の歌は一見繊細に見えて実にダイナミズムがある

本当にボーカリストとしてシンガーとして彼のここ最近の進化は本当にスゴイなあと思ってしまう

これであとギターにもう少し変化をつけるようになってきたら恐いものなしになるだろうなあ~
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3番目に登場するのは スギナミガールフレンドフォーエバー そこのメンバーワカバヤシ(vo/g)のソロアクトだ

今日リハにやってきた彼は大きなマスクをしていた 訊けばつい先日酔っ払って薄着で寝てしまい風邪をひいてしまったのだそうだ

それもあってか今日の彼のステージドリンクはいつもの2リットルの水ではなく500mlのスポーツ飲料だった

彼のギターはストロークのときはわりとシンプルなパターンだが、アルペジオでなかなかシブいことをやる 彼の名曲「ハロー・ハロー・ハロー」のギター・・・いいんだよなあ! そこに今日はディレイを入れてさらに奥行きのあるいいサウンドにしていた

声のほうはかなりしんどそうだったのだけど、なんとか気力で最後まで歌いきった
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そして今日はすべて弾語りの男性シンガーが出た最後の演奏者は ミノルBグッド 彼はバンドでも活動しているがソロもすごくゴキゲンなのだ

今日、リハが終ってからオープンまでずうっと客席に座ってギターを弾き続けていた彼・・・それだけにギタープレイにもかなり力が入っている

今日はビンテージスタイルのセミアコのEPIPHONEを抱えての演奏 その音はまるで「ジョン・リー・フッカー」みたいだった それもあってか今日のミノルの演奏はいつもよりさらにブルージーさが出ていた ギターを弾きながらちょっと”ダックウォーク”をしてみせたり・・・と、今日もステージを目一杯使ってのライブ 歌とギターが本当にいい感じでシンクロしていたステージだった
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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