今月2月の平日ブッキングはほぼ故丹沢亜郎の組んだものだ 今日なんかいかにも彼らしい組み合わせだ では今日４日（火）のライブレポートを
最初の演奏者はジ・アナトミアズ 珍しく今日はリハをやった彼ら・・・リハではけっこうファンクぽいのをやってたが、本番ではやはり彼らの本領の独特のインプロの世界をフル展開していた ある意味「鎮魂」の思いがあると僕は感じていた
２番目は山田宏樹&死物狂い 山田のソロはもちろん最高だが、ここにこのギタリストが加わるとまた独特な世界観が広がって聴こえる そして今日山田はそのライブの中で３つの俳句も詠んだ そのうちの１つ「雪溶けて 空き瓶ひとつ 大草原」 これはきっと亜郎への返句だと思うが、僕はこの句が大好きだ！
３番目は伊藤悦士 彼はこう言った「亜郎さんはまだあの世には行ってませんよ 絶対にまだ”ここ”に居る・・・」と そうかも知れないね(笑) 今日の彼の演奏は本当に引き締まってて素晴らしかった
最後の演奏者は岡田哲 実は演奏後に彼本人から聞いたのだが、彼のある曲のモデルになってる彼のおじさんが急病で倒れて危篤状態で、今日は演奏が終わったらその元へすぐ駆けつけなければならないのだと・・・そんな思いや不安を抱えながら凛とした演奏をやってくれた彼・・・やっぱ「江戸っ子」だねえ！
今日はライブが始まった時から一人の若いアメリカ人男性が客席に居て最後までライブを楽しんでくれていた GAVE というその若者・・・素晴らしい男だった
今日のオムニバス動画です
高円寺ライブハウス ペンギンハウス
