修子ライブ 30日

う~ん・・・何から書こう 自分が出たライブのリポートって難しいよねえ 普段偉そうなこと言ってるからちゃんと客観的に書けるだろうか そういった心配もあるのだがまあとにかくあったことをお伝えしてゆくしかないね
昨日(になってしまった)のライブ、まず毎回恒例のオープニングアクトだが今回はなんとペンギンマスターの丹沢亜郎のユニット生半可が登場した このユニットは神山庄太郎(eg)鈴木一奈美(eb)の二人の演奏をバックに亜郎が自作の俳句を朗読するというコンセプトでなかなか面白いのだが今回は仲田修子の勧めで短歌となった 聴いてて思ったのは俳句よりも短歌のほうが音楽的だなあということ この日の亜郎はところどころシャウトなどをしたり熱の入った朗読で、それはまるで歌っているようだった そしてバックの二人の演奏も今まで僕が聴いた中では一番よかった このユニットが終了するころ・・・いつの間にかペンギンの店内はお客でぎっしり、それでなくとも蒸し暑い夜がさらに今からヒートアップしていた
そしていよいよメインの登場 まず僕ジミー(ag)瀬山(per)有海(ag)小西(steelpan)の4人でのブルースのインストを一曲 それぞれのソロ回し(すでに熱い拍手が飛んでくる)そうやってステージが十分に暖まったところで満を持して仲田修子の登場 一曲目からいきなり名作と評判の「ラ・コンドル」でスタート この曲はちょっとフォルクローレっぽい作風の静か目な曲で演奏には非常に神経が要る曲なので緊張緊張・・・まあそれもいい感じでできてまずはホッ そこからは皆さんお馴染みの修子節が次々と出てくる 客席はにぎやかな曲では大乗り、静かな曲ではシーンと聴き込むというとてもメリハリのあるオーデイエンスたちばかり そしてミー&ボビーマギーで大盛り上がりで1ステ終了 短いインターバルを挟んで第二部がスタート この二部の2曲目に本日の目玉商品というかサプライズが隠されてあった 曲のイントロが始まり修子が歌い出す・・・「西荻窪の駅前で・・・」そこまで歌うと客席からは「うわ~っ!」という大歓声が巻き起こる そう、皆は知っていた それはペンギン出演者のたこボーのオリジナルでも一番の人気曲「もってないぜ」の歌い出しだからだ 「きょうはな~~んも もってないぜぇ!」もうみんなが歌ってた そしてその一部始終を客席で見ていたたこボーの反応は・・・最初「えっ!」という驚いた表情がその次にはなんともいえない「うわ~~~っ!」という顔それは昔テレビでよくやってたドッキリ番組ではめられたとわかった瞬間に芸能人が見せるあの表情にそっくりだった 大歓声とともに無事「もってないぜ」は終了 たこボーが叫んだ「あんたら・恐い!」 いやあ、こちらも恐かったぜ(笑)・・・修子さんえらい苦労をしてこの曲を聞き取りでマスターしたし、リハは極秘で当日はわざわざペンギンの入り口のシャッターを閉めてやったくらいだ とにかくうまくいって安心! そのあともライブはいい感じで進む すごく静かな曲から大盛り上がりを引き起こす「シンデレラのお姉さん」「Sweet Home Chicago」そしてアンコール「国立第七養老院」では客席を巻き込んで大合唱 そしてさらにもう1曲・・・「狼の子守唄」を するとこの曲が大好きなカサイくん(いつもライブに駆けつけてくれている)がもう感極まって泣きそうになる・・・これは修子さんの計らいの選曲・・・その日は彼の誕生日だった ライブ終了後の打ち上げも、いつもどおりに大盛り上がり 高円寺の街はいつまでも眠らない そんな夜でした 出演者、スタッフそして来てくれた皆さん 本当にお疲れ様 そしてありがとう!                                                       ・・・そして高円寺ライブハウスの夜はふけていった・・・

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