「いやあ、寒~!い」 入ってくるとほぼ皆が同じことを言う ちょうど半年向こうが8月の10日頃だからその真反対・・・寒いのも無理はない今が辛抱時の今日10日(水)
ペンギンハウスライブはこの弾語りシンガーから始まった つい先月、初のソロアルバム「ナハトムジーク」のレコ発ライブをここで開いた 宮崎悟・・・あのときは40人くらいお客さんが押しかけてくれて大賑わいだった 今日はその「反動」・・・かな ちょっと静かな客席を前に演奏を始める彼 そうそう、彼宮崎はいつもこういう淡々としたスタイルが土俵なのだよね 星空がきらめき光が突き刺さりそうに寒い夜を暖めてくれるのだ
2番目はこの弾語りシンガー ミノルBグッドsolo
「暖める」というよりは「熱くして」しまう彼だが、今日はわりとしっとりとした曲を中心に、しかしフットステップはいつものように軽やかだった
今日は「僕のワークソングを歌います」おそらくペンギンハウスでは初披露だったと思う「労働のかたまり」という曲・・・工事現場で働く者たちの生々しい描写がすごくリアルで、そこに彼独特のユーモアも混ぜて 素晴らしい曲だった 「根切り」「杭打ち」「生コン打ち」・・・などの建築用語・・・僕も全部知ってた(笑)そういう世界にも居たものなあ~
3番目に登場したのはインストユニットDBS3のメンバーでギタリストの ハラ☆タカシ
ソロバージョンではユニットのときとはまた違うアプローチ そして「時事問題」を必ずテーマンに持ってくるのも彼のいつものステージ
今日は最初の曲は「そうだろうなあ」・・・と思ってたらやはり「清原に」 というタイトル
そして次の曲は先日国会の答弁を見ていて思わず殺意を覚えたという(僕も同感だ)某女性閣僚をテーマに・・・
今日は黄色・・・というよりはメタリックな「金色」のシャツでまるでカンフーのような出で立ちの彼 いつもに増して殺傷力の強い演奏だった
そして空気はまた一変する トリオインストユニット MΛNTRΛ
ミ ヌマ(g)シラコ(per)じゃいあん(b) この「鉄板」な3人の演奏はとても洗練されてジェントリーなのだが、今日はまたいつにも増して柔らかで穏やかな曲が多かったなあ でも最後の曲は聞いててドキドキする位テンポが速くて烈しい曲だった
そうそう、今年は節分のときお休みだったのでこの話が言えなかったが、あるえらいお坊さんがこう言っていた 「鬼も福も自分の内側に居るんですよ」・・・と
先月から色々なことがあって心落ち着かないままあっという間に2月も中旬 毎日のようにイヤなことも嬉しいこともおきる・・・そうやってまた1年が過ぎてゆくんだね 中国は今「春節」だったねえ
高円寺ライブハウス ペンギンハウス