今日のライブのリハ風景 ギターを弾いてるのは今日の出演者「狂った夕陽」のg/voのツバサだ そしてドラム叩いているのはやはり今日の出演者「華村灰太郎」の共演者、ドラムのツノケンだ どういうことかと言うとほかのメンバーがリハに来れなくて一人でリハをしていたツバサに「じゃあ、僕が叩こうか」とツノケンが代役を買って出たのだ これがなかなかいいサウンドになっていたのだが・・・まさかあんなことになろうとは・・・
今日のライブ トップはSHOTGUN BLADEだ 写真を見ていただくとすぐにわかることだが、何とあのトレードマークのブルーのギターが戻ってきた なんでも磨り減ったフレットの打ち替えで６万もかかったそうだが、やはり彼にはこのブルーのギターが似合う それにフレットが新しくなったせいなのか、ギターの音がしゃきっと締まって音圧も高くなったような気がする 「ねえ、ギターのボリューム少し絞ったほうがいいね」
僕が彼にこういうことを言うのは初めてなような気がする とにかくカムバックしたこのギターを抱えたSHOTGUN BLADEはいつもよりさらに元気でタイトで弾けていた ショットガンブルー・・・うーんいい口開けだあ！
「カムバック」といえば次に登場する ひとりなみだ もそうだ 今年の２月に出演して以来しばらくペンギンハウスライブをお休みしていた彼だが、プライベートなことで色々なことがあってライブから遠ざかっていたということだ 約半年近く振りに聴いた彼の演奏 あの独得のハイトーンとアグレッシブなギタ－や歌い方は健在だった 以前はロングヘアーやアフロみたいな髪型だった彼もすっかり小ざっぱりしたヘアスタイルに そして歌い方や曲にも少し変化があった
以前はちょっとわかりにくい歌詞で「迷宮的」な曲が多かったが、ストレートな内容の歌や柔らかい歌い方・・・彼のこの半年あまりの間に色々なことがあったのをうかがわせるようなステージだった とにかく戻ってきてくれて嬉しいね
そして３組目は g/vo ,g/vo ,dsのトリオユニット 狂った夕陽 だ ペンギンハウスには２度目の登場だ 彼らはロックンローラー的風貌のツバサとハードコアパンク的キャラのもう一人のボーカル それをまとめる華奢ながらパワフルな女性ドラマーとの連携プレイが楽しい とにかくパワフルでスピード感があるバンドだ ウォームな歌い方とデジタルに歪んだ歌い方の組み合わせも面白い 今日も散々ペンギンハウスを引っ掻き回してくれたぜい！
しかし、「引っ掻き回す」ということではとてもこの人たちには誰もかなわない
今日最後に登場したのは 華村灰太郎＋ツノケン 前回も本当に最高の緊張感のある素晴らしい演奏を見せてくれた彼ら・・・ところが、今日はちょっと事情が変わっていた 実は灰太郎・・・自分達の前に出た「狂った夕陽」の演奏で盛り上がりすぎて本当に「狂って」しまった(笑） いや、飲みすぎてしまっただけなのだが(笑) おまけにあい方のツノケンもどこかで散々飲んで来たようで、ステージの上に２人の酔っ払いが揃ってしまったのだ（笑）
まあ・・・ゆる～いステージだったけど、なにしろ基礎体力の有り余る２人だから・・・こうなってもそれはそれですごい！ いやあ、とにかく見応えが有りすぎた
おまけに演奏の途中で灰太郎は何考えたのかギターを持って客席に入っていくと、なんとツバサを連れて戻り彼に自分のギターを無理やり持たせ「弾け！」という あのリハ風景画まさかここで再現されるとは・・・これがまたツノケンとのいいセッションになって最高のR&R!
そして灰太郎・・・今度はお客で来ていた西山正規を引っ張り出した 最初は辞退しそうだった西山・・・でも結局出ちゃった(笑） 今度はHard Boogieだ いやいや・・・どうなっちゃうの しかし盛り上がる！
そのあとまた灰太郎＆ツノケンで少しやったら灰太郎は客席に引っ込んでTKO!そのあとを引き受けたツノケンがドラムソロを始める これが凄いの何のって・・・いやあ、いいもの観た！
そう思ってたらいきなり彼が歌いだした どうも完全にアドリブらしいが・・・これがまた可笑しい！
そして、最後はまた灰太郎が戻ってやっとエンディング・・・やれやれ、どうなるかと思ったけど こんなすごいライブはなかなかペンギンハウスでも見られないなあ 皆さんお疲れ様でした そして、僕も・・・お疲れ～
高円寺ライブハウス ペンギンハウス
