もう一度ブルース   2

男性の弾き語りブスースマンのレコーディング第一号になったこの人
シルヴェスター・ウィーヴァー Sylvester Weaver

1897年にケンタッキー州ルイヴィルで生まれ、1960年に同地で死去しました。ジョージア州を拠点に活動したギタリストです。23年に録音したギターによる器楽曲「Guitar Blues」が最初のカントリー・ブルースとして知られています。その後の録音は弾き語りで「Sylvester Weaver Vol.1」、「Sylvester Weaver Vol.2」に収められています。友人のウォルター・ビーズリー( Walter Beasley )と行動を共にし、ふたりはそっくりな演奏をします。1927年にヘレン・ヒュームズを伴奏しました。 (以上ラジカルビスケットより)

じつは僕はこの人のことは全く知らなかった きっとレコーディングはしたけどそれほど評判にはならなかったのだと思う で、今回はじめて聴いてみたこの曲・・・

びっくりした なかなかいいじゃないか! 歌は無くて曲もブルースではないインストでスライドギターを弾いてるのだが・・・これって「ライ・クーダー」に似てない?ねえ これが1923年に吹き込まれたって・・・だからもうギターブルースの文化はかなり発達してたということなんだろうねえ

そして商業的に成功した第一号というとやはりこの人
パパ・チャーリー・ジャクスン Papa Charley Jackson

戦前のバンジョー奏者です。1885年にニューオーリーンズで生まれ、1938年にシカゴで死去した、と言われています。1920年代前半のブルース録音は女性歌手の全盛時代でしたが、男性では最初に録音されたのがシルヴェスター・ウィーヴァー、4番目がパパ・チャーリー・ジャクソンでした。1924年にパラマウントに「Papa’s Lowdy Lowdy Blues」、「エアリー・マン・ブルース」を吹き込みました。以降30年代までに同社の専属として60曲を吹き込み、34年から35年にかけてオーケーに10曲を吹き込みました。34年にはビッグ・ビル・ブルーンジー、ブラック・ボブと共演してブルーバード、バナーに吹き込み、バンブル・ビー・スリムとの吹き込みでは伴奏を務めています。(以上ラジカルビスケットより)


ブルースマン第一号とは言ったけどこの人の使ってた楽器はバンジョーだし、曲調もブルースというよりもコミカルな「小唄」のような感じだ

意外と知られてないのだがブルースという音楽は元々は田舎のボートビルショウやメディスンショウという怪しげな薬を口上や音楽を使った売込みで買わせるというところのニーズから生まれた背景もあるということをお伝えしときますね

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

http://penguinhouse.net/how

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