張ってみた

さて・・・現在ライブでの僕のメインギターはようやくSAKATA OM-28に落ち着いたが

もう1本使っていたCATSEYE のドレッドノートをどうしようか・・・考えていた

実は前から試してみたいことがあった

このギターにうんと太い弦を張って「4度下」のチューニングに設定したギターを作れないか・・・

つまり6弦がE→B 5弦がA→Eとなるんだ これはいわゆる「バスギター」または「バリトンギター」と称されるものと同じチューニングだ

今の修子バンドにベースはいない バンドサウンドに「低音部」が不足している

かと言って僕はベースは弾きたくない・・・そこでその”中間”の音をなんとか出せないかと前から思ってたのだ

そこでまず弦を探してみた かなりゲージの太いのが必要だがおそらく”アコギ用”の弦ではそれを満たすものは見つけるのが難しいと思い「エレキ用」ので探してみる どっちみち使うピックアップはFishmanのマグネットタイプなので支障はそれほどないはず・・・

すると「サウンドハウス」のカタログリストにこんな⇒弦が出ていた

「CLEARTONE」・・・きいたことないメーカーだ
「For Low Tuning」とある
ゲージは1~6で 0.13,0,17 , 0:22 , 0.42 , 0.56 , 0.65 だ
6弦はベースの1と2弦の中間の太さだ
とりあえずこれを注文してみた

そして弦が届いた 予想以上にかなり太い代物だ

特に3弦はwound(巻き弦)ではなくplaneなのでゴリゴリ・・・まさに「ピアノ線」といった感じだ

早速張ってみることにした ブリッジ側のピンホールに弦を入れるさいに端を45度ほど曲げなければならないのだが6弦あたりではこの作業が大変! ペンチの力が必要だ

さて、全部の弦を張り「4度下」でチューニングしてみた

すると4~6弦の感じはわりといいのだがまず3弦はplaneなので音がギシャギシャしてなんか居心地が悪い そこでこれを外して他の弦セットの中からwoundの0.26・・・これは通常のエレキライトの4弦になる部分だがこれに張り替えた

それで大分落ち着いてきたが、今度は1,2弦がちょっとバランス的に弱い やはりエレキ弦なのでテンションが弱すぎるなあ・・・そこでさっき外した0.22の弦を2弦にそして2弦に張ってあった0.17を1弦に張り替えてみる・・・おお、ちょっとテンションがきつい感じもあるが張りのある締まった音になった

こうなるともうギターアンプでは受けきれなさそうなのでベースアンプに繋いで音を出してみた

・・・お~お! どよ~んとしたなんとも不思議なLow Voiceだ・・・低音部はほとんど”ベース”だ

1.2弦は・・・不思議な未体験の音だなあ

さて、これでどれだけいい音が作れるか・・・トライしてみようと思う

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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