続、今年もいろいろ

ペンギンハウスというライブハウス 高円寺という街で生まれて来年でちょうど30年になる

僕は最初のオープンの時から2年ほどスタッフをやってから山梨の八ヶ岳に移ってそして去年の4月からまたここに戻ってお世話になっている

僕が東京を離れていたあいだ・・・音楽のシーンもずいぶんと変化したもんだ

特に一昨年の3.11から色々なものが変化してきたようだねえ

僕がペンギンハウスに入るちょっと前まで・・・この店は「インプロ系」その中でも「ノイズ系」と呼ばれるスタイルの演奏者がずいぶん出ていたようだ

ところがあの大震災を境にそういったスタイルがどんどん居なくなって・・・今ではほぼ「ゼロ」に近い

代わりに「弾き語り」スタイルで歌を歌うミュージシャンが増えてきた

それも昔のいわゆる「フォーク」とかで括られるようなスタイルではない

より「ロック」とか「プログレッシブ」とか「パンク」とか・・・色々に色分け・・・と言うよりプレイヤー1人1人が「1ジャンル」と言っていいくらいそれぞれが独自の表現方式を持っている

そしてバンド・・・今の時代本当にバンドという運命共同体を維持して続けてゆくのって本当に色々な部分で負担や気力が必要なので大変だと思う

年齢的にも家庭の事情とかや仕事や人間関係もあって本当にバンドマンには過酷な時代だねえ

それに今のメディアはすっかりバンドシーンに背中を向けてしまって、もうテレビに出てくるのは「ナントカ48」とか「ジャニーズ系」ばかり

だからこそ「グッドミュージック」を送りだし続けてくれているバンドの皆さん・・・本当に頭が下がる

そういえばここ数日のペンギンハウスライブを見ているとその日の演奏者とそれを観に来ているほかの出演者たちの交流がすごく盛んだ なんか友人というよりももはや”家族”のような雰囲気 あらためてペンギンハウスって「ライブのある家」みたいだなあと思うわけで・・・さあ、みんな一緒にがんばろうね!

来年は少しは「光」が見えてくるといいなあ・・・

僕もたいしたことはできないけど一生懸命「発信」を続けていこうと思います

皆さんもだから、よろしくね! 「今夜はライブ観に行こうか」 そんなメールやTwitterのやり取りが夕方にはいつも日本中を飛び交う・・・そんなことが起きてほしいなあ・・・来年はね

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする