声~声      5日

3月になったのに寒いなあ・・・今日は午前中に行くところがあって出かけたけど、交差点で信号待ちしていると吐く息が真っ白い 雨はザンザン降るし・・・まあ雪じゃないだけ感謝しろってことか

でも、夕方には雨もあがり さあ皆さん ライブハウスへ高円寺へ出掛ける時間だよ!

さて、今日最初の演奏者は若いシンガー 大竹直人 だ オリジナルもいい曲をいっぱい持っている彼だが毎回かならず誰かのカバーをやる 今日は何かと思ったらなんと優歌団の「イヤんなった」・・・だ 恐らくこの曲が流行ってた頃はまだ彼は生まれてなかったと思うが、独特なゆるーい感じの大竹節で解釈していて面白かった それにしてもずいぶんと髪の毛が伸びて・・・なんかこういう顔の犬がいたよな(笑)


2番目はその大竹とどうやら同い年らしい若手シンガー 西山諒 だ

今日は時間ギリギリで駆け込んだ彼はいきなりウーロンハイ2杯ぐいっと空けてステージに向かった 「大丈夫か?」とマスター亜郎がちょっと心配したがギターを抱えると今日はカバーから始めた 彼の歌い方って今日見ながら思ったけどまるで「壊れた消火栓」のように歌が上空に向かってほとばしるようなカンジだなあ 思い切り口を開けて顔をクシャクシャにして・・・今日の西山は気合がすごかったなあ・・・

「声」といえばこの人のインパクトもすごい 3番目に登場したのは赤い野球帽に赤いタオルもちろん上半身は裸・・・といえば 鈴木知文 だ

この人の声は・・・何に例えればいいんだろうなあ・・・片平誠をして「無駄な大声」・・・と、褒め言葉だけどね・・・言わせた彼のボーカルパワーはすさまじい それにギターもなかなかのテクニシャンなのだよね それとシリアスな曲も多いのだが彼独特のユーモアのある曲 特に「知文の共食い」という曲のある部分ではわかっているんだけどいつも笑ってしまう まるで「古典落語」みたいなのだ 今日も全力全速でぶっ飛ばす知文トルネードはすごかった!

「声」ではもちろんこの人も負けてはいない 演奏前には必ず独特の”発声”をしてから始めるシンガー・・・片平誠 のステージが今日のラストだ

今日はいつものおなじみな曲だけでなく普段あまりやらない曲もやっていた うち1つは昔バンドでやっていたという「太陽が割れて」という曲 僕は初めて聴いたがちょっとフリージャズを思わせるような楽曲にかなりシュールでアナーキーな詞、そして片平の歌はもうステージから完全にどこかにぶっ飛んでいってしまいそうな勢い 彼が言うまでもなく今日は全員男性で全員がソロ弾き語りで全員が本名・・・おっとそこは気がつかなかった(笑) パワフルな声が最初から最後まで途切れることのないライブだった 皆さん お疲れ様でした!

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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