僕の八ヶ岳話2020 .3

日中はさすがにここ標高1100メーットルの八ヶ岳山麓でも暑い!
それでも各地で35度を超えたり40度なんてニュースがやってくるこの二週間・・・一番暑くても30度そこそこ・・・エアコン無しでもなんとか過ごせるくらいだ。
さて、作業を始めよう!

用意する道具はこれだ。エンジン式刈払い機・・・小さな2サイクルのガソリンエンジンが付いていてこれがシャフトを通してその先にセットされてるブレードを回す・・・まあバイクのメカニズムに似ているのだ! この機械はもう購入してから35年以上使っている。壊れたら新しいのを買おうと思ってるのだが、いまだに健在だ。

では作業開始。エンジンのスタートはバイクでいえば「キックペダル」を押すのと同じ要領でクランクシャフトに繋がってるひも(リコイルスターターと言うそうだ)を引っ張って始動させるのだが、これにはちょっと慣れが必要だ。刈り取る草には色々な種類があって、またその時期によって流行り廃れがある。ここに住み始めた最初の何年かはススキが多くて、そのまるで樹木のように太い株を借るのにはけっこう苦労した。今はそのススキがぐんと減って主役は「牧草」・・・これは多分昔このあたりが牧草地だった名残なんだと思うし、実際この周辺には牧畜業の酪農家が多いのだ。
この牧草がなかなかの厄介者で、葉は細くて薄いので刈り取るのはそんなに苦ではないのだが、長さが60センチくらいまで伸びるのと葉っぱがちょっとザラザラしてて刈り取った葉がすぐにブレードに絡みついて回転を止めてしまう・・・するといちいちエンジンを止めて、絡みついた葉っぱを取り除かなければならない・・・これがけっこう面倒なのだ!

高原の夏・・・強い日差しを浴びながら単調な作業が続く・・・傍らにはこの時期まだ盛りのアジサイが咲いている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする