連休の谷間・・・と言うには平日がちょっと続くよなあ
こういう時ってなんとなく心がそこにないような感じになるかもね・・・浮ついた心を思い切り地下に沈めに来たとしたら・・・今夜は生憎だったね 沈んでも静まらないよ~
今日のペンギンハウスライブ 最初の出演者はペンギンハウス初登場の KINGO アコギの弾き語りシンガーだ 本人はパンクとか好きだと言ってたが、歌い方はそんなに攻撃的な感じではない
ギタ-のカッティングなどかなり鋭くいいグルーブを出しながらメロディアスでいい曲を歌う
ただ、その情念がとてもすっきりと真っ直ぐ聴く側に届く感じでこの表現あたりが彼が「パンクが好き」という部分と繋がってるんだと思う とても好感が持てる演奏だった
2番目の演奏者は 弱者同盟 そういえば先月の「ノライヌカフェ祭り」以来の登場だ
彼らのサンプラーやパソコンを使った一見”テクノ”のようなサウンドにちょっとポップな楽曲との組み合わせでなかなか聴いたことのない独自なスタイルを生み出している
ポップとは言ったが、よく聴いてるとその歌詞にはなかなか奥が深い言葉が出てくる
「アシッドレイン」・・・気になる 今日はこのくだりが耳に残った
「月から帰れない人も 海から戻れない人も 真夜中のロボットたちも ここに来て・・・」いい詞だねえ
3番目は・・・おお、なんとこの人も「ノライヌカフェ祭り」に出演していた・・・華村灰太郎
このところユニットでの演奏が多かった彼が今回もソロでの出演 僕は彼のソロバージョンが大好きだ 今日は今までほとんど聴いたことのない曲ばかり スロウバラードが多かったなあ
途中エフェクターの不調などに悩まされながらもなんかちょっとしっとりとした感じで彼の歌世界がふっくらとした感じで広がっていた
そして最後の演奏者・・・おっとこれも「ノライヌカフェ祭り」に出ていた 半バナナ だ
ペンギンハウス出演者の中でも”エンタテイメント”ということにかけては彼らにかなうユニットはなかなか居ないんじゃないかなあ
とにかくその曲が楽しくて乗れるんだけど、それ以上にボーカルのデリシャス王子ことハヤシリョウタのお客を引っ張ってゆく力とベースのヤスイシュンスケの的確かつホットなベースがいつも楽しい空間を作り出していく
客席から手拍子が起こる 聴き手が自然に歌にコーラスをつける・・・ライブのあるべき姿がここにある・・・そんな大袈裟に大上段に構えなくてもいい 楽しければいいのだ
LIVE AT PENGUIN