僕の吉祥寺話 29

さて、吉祥寺・・・70年代の吉祥寺の街ってどんなだったんだろう001

まず駅前だが今と違って個人経営の店がまだまだ多かった 最近吉祥寺に行くと駅近くは大型店舗とフランチャイズの店ばかりになって・・・これは吉祥寺に限ったことじゃなくて今は全国何処に言っても「マック」「セブンイレブン」「つたや」が大抵はあるしその構えも似通ってるので、なんだか同じような街の風景になってしまっているね

僕がまだ20代のころはまだまだアクの強い街でもあった吉祥寺・・・たとえば中央線に沿って走ってる「平和通り」にはバラ売りの卵屋さんがあった 今みたいにプラスティックや厚紙のパックに6とか10コ入ってるのじゃなくて1コ1コ量り売りだった 店内に入ると平らな台にモミガラが敷いてありその上に「名古屋コーチン」とか「チャボ」とか各種のタマゴが整然と並べられていた その売り場の奥にいつも「おかみさん」らしい年配の女性が割烹着を着て座っていたが・・・その人の顔が本当にニワトリに似ていたのでちょっと不気味ではあった

「サンロード」に続いて「ダイヤ街」もアーケードになっていてそこにあったレコード屋がいつの間にか駅の中の「ロンロン」に移転していたっけおざさ

和菓子の「小ざさ」の行列はあの当時から有名だってけどそのちょっと先の「肉屋佐藤」のメンチカツの行列はあの頃は無かったなあ・・・

アーケードにはよく「サンドイッチマン」が居た 今ではもう見られなくなった風景だね

ところで、「ぐゎらん堂」のあった場所って今ではどうなってるんだろう・・・

実はちょっと前に確かめに行ってみたのだ 外観などすっかり変わってるので確信はないのだけ010ど、ビル全体の大きさからみて多分これ⇒だと思う

昔はこの右側に3階までまっすぐ続く階段があったのだ 一階は美容院、二階は怪しげなマスターがやってる飲み屋 その上3階が「ぐゎらん堂」だった

では吉祥寺話の後半・・・いよいよ幕開きです

続く

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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