変化・進化      28日

なんかやっと梅雨らしい気候になってきたね 朝からちょびちょび降る雨・・・このしみったれた感じがいかにも日本の気候らしいね 気分もしみったれて来るけどね

さて、今日は4組の出演

最初の演奏者は g/vo , b/cho , ds の3人編成ユニット ブラン 

「爆音かつはっきり聞こえる歌」というのが彼らのモットーなのでこちらもそういう音作りに務めてるが、ボーカルアダチの声は太くて充分音圧もあるのでたっぷりとしたボリュームでこちらに届いてくる

それにしても今日のブランはなんか凄かったなあ・・・昨日観た映画「ゴジラ」と思わず被っちゃったよ(笑) まさに「鬼神」のような演奏だった
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2番目は g , b , ds のトリオ くり返しと、揺らぎと。 だ

インストだけをやるユニットの彼らだが、結成して5年を過ぎその間ライブをやったのがわずか三回、その全部がペンギンハウスというなんとも「マイペース」で有り難いバンドなのだ

彼らの今日の演奏は最初にMCをしてそのあと終わるまでずうっと立て続けに曲を4~5曲だったかな・・・演奏した その曲が次に移るとまるで「万華鏡」を眺めているように音の景色がくるくると変わる 長年「制作」にばかりずっとこだわり続けてきたという活動はダテじゃないな・・・そんな感じがした
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3番目の出演者は今日の中で平均年齢がぐうっと若いユニット ワールドイスコインタウン だ

最近の若いミュージシャンたちを見ていて僕が思うのは、音楽をやるスタイルについての柔軟な感性を持ってるなってことだ g/vo , b , ds とここまではオーソドックスな編成なのだがそこになぜか「ホルン」が入る・・・そして曲調はポップなスタイルに重点を置きながら限りなくパンキッシュに壊れてゆくという・・・このボーカルのあり方といい、いやあ面白いな~と思ってしまうのだよね
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そして今日最後に登場するのは g/vo , b/ds の2人編成 Zeeblebuzz A Knot だ

このドラムとベースを兼業するというスタイルもすっかり定着したが、彼らの追及していると思われる「ソリッドでドライなロック&ジャズビート」というのにはこのスタイルが一番向いているのかもしれない

とにかくそのループさせて繰り返されるベースランとかなり太いギターサウンドに乗って歌われる歌は限りなく「骨組みそのもの」を感じる そしてずうっと前から彼等がやっているインスト 九州の民謡わらべ歌「でんでらりゅう」・・・年々どんどん進化し続けるこの演奏の行く先を見守りたい気分にいつもなってしまうのだよね
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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