短編小説② 2014/8/9 2016/8/7 ペンマス丹沢亜郎の独り言 短い事自体が魅力なのは、何も短編小説に限らない。私の愛する俳句はもっと短く、それは人生の一瞬を鮮やかに切り取ってみせなければならない。芸術に名を借りた小手先のごまかしは通用しない。ひとつの言葉も、ゆるがせにできない。短編小説は、その俳句に序破急をつけて少し長くしたもので、俳句と同様、非情である。 つづく