3連休の真ん中の日曜日、今日のペンギンハウスのライブもいつもとはちょっと雰囲気の違う会場になっていた
さて、最初の演奏者は g/vo , b/cho のツインユニット Mariko Accidents だ
ペンギンハウスには2度目の登場だが、前回のときはなかなか衝撃的演奏で注目された彼らだが、今日もインパクトのある演奏で大いに盛り上げてくれた
今日もサンプラー・・・というよりは「アイフォン」に入れた音源を流しながらそれにあわせて演奏をしてゆくというやりかただが、かなりトリッキーで複雑な曲なんだが・・・それをきっちり合わせてゆくこともタイヘンなんだが、さらにちょっとポップ調な曲に歌は思い切りアグレッシブに尖ったパンキッシュで破壊的なパフォーマンス・・・これは凄い 今ペンギンハウスに出ている若手ミュージシャンの中でも断然独創性のあるユニットだ!
2番目はやはり2人編成のユニット g/vo , ds/vo の アルマジロバンド だ
僕ははじめてお相手するが、彼らは10年ぐらい前にはペンギンハウスによく出ていた出演者だそうだ スタイルとしては「パンクフォーク」と彼ら自身が名乗るようにかなり烈しくパワフルなメッセージ性の強い曲と演奏・・・いやあ、なんか昭和的で・・・僕は懐かしかったなあ 前のバンドがいかにも「現在」のスタイルを持っているのと好対照で面白かった
もうひとつ・・・彼らを観に大勢のお客が来たが、その多くが小学生ぐらいの子供連れ・・・ペンギンハウスの客席が普段は無い「学校」みたいな雰囲気になってたなあ
3番目はご存知、ペンギンハウスではお馴染みのギタリストたこボーのユニット たこボーband だ
今日のメンバーは たこボー(vo,g)、神保伸太郎(b) 、shigeo(ds)
カバー中心の選曲だが、たこボーらしいきっちりとしたアレンジと完成度の高さはいつもすごいなあ・・・
それにしてもたこボーの最近の活動状況を見ていると本当に幅の広さと深さと行動半径の広さに驚くばかりなのだ これだけ活動していてちっとも「荒れ」ないでいるクオリティーの保ち方はすごいなあ・・・彼のギターを聴いてるとちょっとこちらも身が引き締る
最後はやはりg/vo , b , dsの3人編成 ミノルBグッドバンド だ
最近、登場回数の増えてきた彼らだがミノルのサウンド創りに対する追求心とエンタテイメント性を重視するステージングへのこだわりをちゃんと受け止めてそれをバックアップするだけでなく「サムシングエルス」を付け加えていく安威(b)ディックヨネ(ds)の二人も凄い
今日の出演者全員に言えるけど、聴き手をちゃんと楽しませようと試行錯誤しているところがいいよね
音楽って「自己満足」でもいいのだけど、それを超えたところにまた「いいもの」が見えてくるよねえ
高円寺ライブハウス ペンギンハウス