ここでまず僕が実際にギターを構えた下の図を見てもらいたい
左が普通の構え方 右がクラシックギター式の構え方だ
一番大きな見た目の違いはギターの角度だと思う 左はほぼ水平に近い、右は40度くらいヘッドが上がっている
ここで注目してほしいのはフィンガーボードを押さえている左手の角度だ
左側では手首が外向きにちょっと反っている 対して右ではむしろ巻き込むように内側を向いている
そして別の角度から撮った写真 左は普通の、右がクラシック式だ
ここで大きな違いが見れる ギターのボディーと身体との接点に注意して見てほしい
左の方は・・・僕の腹が出ているということもあるのだが、ギターの裏板がぺったりとお腹にくっついていわゆる「B・Bキング状態」になっている 右の方はお腹も膝も接しているのはギターの角の部分・・・これにどういう違いがあるかというと、右のほうはギターの振動をほとんどスポイルしていないことになる とくに裏板の振動はギターの鳴りに大きな影響を持つのでこの差は大きい
そして、今回僕に最も大きなインパクトを与えたのはこれだ⇒
この構え方だとなんと左手の親指による押さえをしなくても指板の押さえができるということだ
これのおかげで「握らずに押さえる」という嘘のようなことが出来るようになったのだ
なぜそんなことが可能になったかの秘密は実はここにある⇒
右腕とわき腹そして右腿・・・この3点でギターのボディーをがっちりとホールドして固定しているのだ こうすることで右ひじはギターのボディーをぐうっと右方向に強い力で引きつけることができる
これのお陰で左手は逆に手前に引きつける力だけで指板を押さえられるのだ
嘘だと思ったらやってごらん・・・驚くから
そしてまだそれだけじゃないんだ
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