いつも面白いペンギンハウスの対バン組み合わせだが・・・今日はまたとくに面白かったなあ
最初の演奏者はお馴染みのギター弾き語りシンガー 地味KEN だ
今日の出演者のうちでは唯一のソロ 彼自身今日は普段見慣れない対バンとのジョイントでちょっと緊張しながらのステージ・・・だったのかな？ でも、やがて彼は知るところとなる・・・初対面ではない顔ぶれも居たのだ それはそれとして、いつものように丁寧なMCを入れながら細やかなステージング・・・ここら辺は若手の人たちも見習ったほうがいいね 今日は「WOR CITY」で終了
２番目に登場したのは 久しぶりの２人組ユニット 弱者同盟 だ
半年ぶり以上・・・本当に久々だ 個人的事情でしばらくライブ活動できなかった彼らがやっと戻ってきてくれた 胸にはお手製（？）の矢がハートを射抜いたアップリケが・・・
あのギターの弾き語りとサンプラーを限りなくアナログに弾くというスタイルはいつもスリリングで「えっ、今の事故？」と思えるようなハラハラさも彼らのライブの魅力だ
このハイテクなのかロウテクなのかあやふやながら何だか暖かい彼らの演奏は本当に楽しい
だいぶブランクがあったけどこれからはけっこう頻繁にライブが出来そうだという彼ら いやあ、楽しみだなあ
そして３番目に登場するのは・・・これもものすごい久しぶり 僕は２年ぶりかな
前の弱者同盟と同じようにギター弾き語りとサンプラーのユニット S.L.L. だ
久しぶりと言ったがここのg/vo は コイズミツトム 毎月ここで弾き語りのライブをやってくれているシンガーだ
実は彼の音楽の母体はこのユニットなのだ 普段の彼のアコギ弾き語りながらリズムをしっかり立てたギター・・・ボコボコと地味に弾いている１６ビートは実はここに「重心」を置いていたのだ
思い切りポップなアレンジで聴く彼のオリジナルは新鮮で鮮烈で瑞々しかった そして相方サトウのセンスのいいサンプリングとキーボードプレイも良かった！ いいユニットだなあ
そして２組ちょっと「打ち込み」スタイルのユニットが続いたが、最後はとことんアナログな３人組 ケチャップス の登場だ
だけど、最初の地味KENからここまでの流れに違和感が少しもなかった それはやっぱりどの出演者も「うた」にちゃんと重点を置いているからだろう
ケチャップスの曲は全部g/vo のなだのきのオリジナルだが、聴かせることを大事にしている彼らの宇賀（ds）渋田（g）の大人っぽくてジャズっぽいサウンドも含めたホットさが今日の流れを締めるのには本当にいいポジションだった
最後は客席がすっかりヒートアップ 「グッドグッドガールフレンド」では「色々あるようで～」というリフレインを客席全体でコーラスするという・・・あらためて本当にいい組み合わせが生んだいいライブリレーになってたなあ
高円寺ライブハウス ペンギンハウス
