「春は憂いて     6日

・・・4つの世界」 というシリーズの今日は初日

出演者は4組 最初の演奏者は・・・ジミー矢島 僕だ

ペンマス亜郎から今日の顔合わせを教えられた 「あと1枠空いてるんだけど・・・あなた、出ない?」・・・と言われその顔ぶれを見て二つ返事でオーケイした この顔ぶれじゃ・・・誰だってやりたいに決まってる それはあとで述べることとして、今日はPAをやりながらの演奏 ステージのセッティングも自分でして(これにも慣れた)BGMも自分でフェイドアウトしてステージ写真も「自撮り棒」で撮って(笑) さあ、演奏だ 去年12月の「3 Guys Stories」から毎回客目を変えるという方針でやってるので今日の演目は「スーパーバーバーショップ」「そば打ちブギ」「渚のお爺さん」「オヤジだから」「俺たち野良猫」「朝まで」「金曜の夜」の7曲・・・楽しんでいただけたかな
001

2番目の演奏者 それは2人組ユニット ららばいてりい&さっちん だ 僕が以前「糸の切れたタコみたいだ」と評したさっちんだが(あくまでもホメ言葉だよ) 最近は安定したボーカルを聴かせてくれるようになった いやあ~最近のさっちんボーカルはなんか輝いているなあ 黒人のソウルシンガーみたいなところがあるんだよねえ そしててりいのあい変らずマニアックに外国の曲に独自の解釈でつける歌詞が冴え渡る まさかあの「ラストダンスは私と」があんな歌詞になるとは・・・恐れ入った 今本当に脂が乗っているこの二人から目を離すな!
002004006

そして3組目・・・そう、今日はこの人が入ってる 女性弾き語りシンガー 中村聖美 だ

僕のブログをずっと読んでくれてる人ならご存知だろうけど、彼女は去年の夏僕が八ヶ岳でたまたま出会ってすっかり意気投合してとうとうペンギンハウスに出演することになったのだ

とにかく彼女の演奏はいいのだ 実は最近になって始めた(と聞いて驚いたのだが)というブルースラグタイム風のギターを弾きながら彼女の歌はとにかくいいのだ 上手いのはもちろんだが声がいいんだよなあ・・・ちょっとハスキーで鼻にかかって聴いてるとなんかうっとりとしてくるようないい声なんだ ノリノリの曲からしっとり聞かせるバラードまで オリジナルもいい曲ばかりだ
012009011013

そして今日最後に登場したのは・・・そうだ、今日は第一月曜日でもあった ということはこの人が登場・・・スライドギターの魔術師 荒清誠 だ

彼のギターは常にオープンGにチューニングしてある レギュラーチューニングで弾いてるのを見たことがない そして右手の小指にはキラリと光るナイフ・・・じゃなくてスライドバーだ

そのスライドは人間の色々な心の綾から切なさまで表現して見せる 彼曰く「どこかのバーのマスターが書いた」という曲はどれも人生が持っている理不尽さや侘しさを歌ってる

今日の荒清節はまた一段と冴えていたなあ・・・なんか店中がひとつのカラーにしっくりと染まっていく様子が見えるようだった 「春は愁いて 4つの世界」・・・そういえばららばいてりいが面白いことを言ってたっけ 「今夜は3Guysと 2Womanですね・・・」 そうでもある
014015017018

そして最後のアンコールに応えて僕ジミーも参加して一曲・・・jeUh_kDx.jpg large
その写真を客席にいた詩人の黒川武彦さんが撮って送ってくれた
ありがとう!使わせてもらいました

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする