そして今はもう無い僕の実家の昔の写真 年代ごとに外装や中が少しずつ変わってゆく そして写ってる自動車に注目
最初は多分１９５１~２年 新婚の頃の両親 まだスクーターだった 周りにはまだほかの人家がなかった
僕が赤ん坊なので多分１９５３年頃 写ってるのは当時人気のあったオート三輪車 ハンドルがオートバイと同じなのだ この頃この車と家を建てた土地の値段がほぼ一緒で、父は「どうしても車が欲しい」と言い張り土地は買わずに（借地にした）車を買った 後年母は「あのとき車でなくて土地を買っておけばよかったのに・・・」と何度もこぼしていたっけ
家電店「矢島電気商会」を始めた頃、６０年代前半かな 当時は大型家電店などなく、こんな町外れの小さな電気屋でもそこそこ商売になった 車はこの当時人気のあったマツダのオート三輪・・・映画「三丁目の夕陽」にも登場してたよね
当時は店に扇風機とかトースターとかテレビも置いて販売していた しかし、この頃はまだ物騒な時代で何度も泥棒に入られごっそり盗られてしまい 父は家電販売を止め「電気工事」に転向しはじめた 写ってるのは今はニューヨークにいる妹
６０年代後半くらいかな・・・建物は最終的にこの外観になった 店の中に車がある たしかトヨタのコロナバンだったと思う とにかく我が家では４ナンバーの車しか代々使ってこなかった でも、キャンプなどに行くにはこれは便利だったよねえ
そして現在は・・・もう知らないどなたかの家が建っている 吉祥寺も変わったよなあ
