色が出る?       21日

今日のペンギンハウスライブは平日だが5組の出演 それもかなりインプロ色の強いものだったかな

最初の演奏者はギター弾き語りの toyosick だ

ペンギンハウスに出演するのは今日で3回目、でも過去二回は僕が休みだったので今日初顔合わせ

胸辺りくらいまで伸びたさらさらの長髪に帽子を被り「カサンドラ・ウィルソン」の「奇妙な果実」を出囃子にステージに登場し客席の下手、中、上手それぞれに向かって深く礼をしてからギターを抱える 無言のまま曲に入る 1曲目はギターのアルペジオを活かしたバラードっぽい曲 静かなサウンドだがギターのピッキングがすごくしっかりとしている 2曲目からはかなり烈しいスタイルの曲が続いた どの曲に関してもアコギの音の芯がしっかりしている 特に僕は6弦の使い方が気に入ったなあ 一見普通のロックぽく見せながらそのあとに出る「東京セッション」に繋がるものを僕は感じていた

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2番目はピアノとベースのDUO 三浦陽子&内田典文 だ

彼らの演奏はベースにスタンダードな曲を持ってきてそれを両側から掘ってゆくような作業をしている 最初の曲はジャズでよく知られた「Tenderly」 いきなりピアニカと三味線という想定外のセットで始まる そこからスタンダードをつなぎながら三浦はピアノ~ピアニカ、内田はベース~三味線・・・と持ち替えながら次第にインプロの池の深みへと入ってゆく
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3番目はピアノ弾き語りの 藤原愛 だ

今日もステージに至る長いエントランスをたっぷりとゆっくりと歩きそしてピアノに向かう 最近は必ず1番目に歌う「ヨッパライ帰り道」そこからMCで繋げながら久しぶりの「街の声」など・・・ストーリーが繋がってゆくように彼女のナンバーが進んでゆく そしてストーリーの最後は「そこにある」だった
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4番目の演奏者は今日がペンギンハウス初登場のギタリスト MinatoSEA だ

「from struggleA」というバンドで活動したり、ここでは「スケッチーズ」のサポートギタリストとしても出演している彼のソロバージョン それはかなりインプロ色の強いものだった 歌ではけっこうトマンチックな内容の曲をやってたが、一番マキシムなところではかなりノイズっぽい演奏だった
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そして今日最後に登場したのはこの二人 東京セッション だ

もう彼らが出ることで今日のライブの色彩が決まってしまう・・・という強引なことをつい行ってしまいそうになるが、それくらい強烈なインパクトを常に周りに与え続けているのも事実だ

今日はのっけからかなり烈しい演奏で始まる まるで「ノイズってのはこういうもんだぜえ~!」とでも言いたいかのように・・・今日も見事に怪しげで気味悪く激烈で迫力たっぷりの演奏は最後まで飽きさせない ついつい写真撮ってしまうのだよねえ(笑)
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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