そしてまた夏至     22日

今日は”夏至”なんだねえ 一年で地球の地軸の傾きの北側が太陽から一番遠くになる 最大限にふんぞり返った地球の腹を長~く太陽光が照らす

でも、一年前と同じ場所かというとそうではないらしい 太陽系は太陽と惑星たちが同じ間隔をキープしながら全体がものすごいスピードで移動しているからで、その太陽系が所属している銀河系もまた動いている・・・と前に見た「ナショジオ」でやってた

さて、その一年で一番夜が短い今夜・・・を大事に過ごそうではないか

今日は4組全部ギター弾き語りシンガー そして最初の演奏者は 飯嶋光太郎
若いこのシンガーソングライターは現在も成長中だ 若者らしい目線からたとえば70年代の「春夏秋冬」や60年代の「風に吹かれて」も彼の味付けになって出てくる

音楽もスパイラルのように見えてもその時代ごとに意味合いなんかも変えながら継がれていくのだね

それにしても今日の彼の額にはカットバンが1枚・・・なんでも仕事先で掃除をしていて飲み屋さんにある天井扇風機に額をぶつけたそうだ 意外とおっちょこちょいな彼、でも演奏はいつもパワフルで気持ちいい
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2番目の演奏者はペンギンハウスには初登場の 月原昌子
この人面白いスタイルを持っている 最初の曲はなんか物語りというか「読み聞かせ」みたいなスタイルで子供のカッパと人間の少年の交流を描いた「お伽噺」みたいなスタイルだった

1曲ずつ丁寧な解説を入れながらのきめ細かいステージング なんかこの”のほほん”とした世界にハマるとクセになるかも知れない
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3番目の演奏者はペンギンハウスではすっかりお馴染みの弾き語りシンガー 泥窪 

その豊かなdeep blue vioce で歌われる曲はすべて彼のオリジナル ブルースを原点としながらそれに囚われない自由な発想で生まれてくる曲はどれも強い個性と創造性を放つ

今日はなんでも昨日から全然寝てないという”絶不調”を訴えていた彼だが、そういうときは普段よりさらに彼のボーカルはパワフル・・・というより殺戮兵器のようなインパクトを発揮する

そうそう・・・それこそまさに”ブルース”なのだよね
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そして今日最後の演奏者は 山田庵巳
最近はスチール弦のギターやエレキギターまで使ったりかなり実験的なことをやっていた彼だったが、今日は久しぶりに彼の”本領”と言っていい「8弦ギター」を抱えての演奏

やっぱり庵巳といえばこのギターが”分身”みたいなものだもんなあ~

そして今日は前半はひっそりと気配を殺すようなセンシブでかつ緊張感ある演奏、後半はがらっとギアチェンジしてぐんぐん飛ばすステージング・・・今日の彼の持って来かた・・・最高だったなあ

うん、夜は短いけど・・・充分に濃かった!
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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