色々な色     10日

今日10日は3組の対バン・・・それにしてもこの3組・・・なんて濃い組み合わせなんだろう 3組なんだけど内容は4より5より濃い・・・いや、数字じゃないけど
今日最初の演奏者は 羽賀和貴 

なんか彼の出演久しぶりだな・・・と思ったらやはり去年の10月以来だった

トレードマークになってる紙袋に入れたガットギター そのギターを取り出しステージに座るとそこから羽賀ファンタスティックワールドの入り口だ あの「大津波カモン!」と叫ぶ曲では目一杯リバーブを効かせた中でのうめき声・・・突然のホーミー・・・とにかく何が出てくるか予測不能

気が付けばとんでもないところまで連れられて来てしまっている客席!
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2番目の演奏者は アサダマオ
彼女もステージに座るやギターを弾きはじめる もうすぐにアサダワールドは全開、立て続けにまったく切れ目を入れずに7~8曲くらい歌いきる 「今日はエフェクターを持ってきたので使いま~す」・・・何?・・・と思ったら口で「ツッ・ツッ・ターン!」・・・と、なあるほど 読めないのは彼女もだが、今日も怒涛のように言葉がほとばしる
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そして3組目が今日の最後の演奏者 フレデリック書院

鬼才ギター弾き語りシンガーがベーシスト福沢ユウと組んだユニット ジプシージャズ風のサウンドにのせて新しい庵巳ワールドは今までとはまったく違う面が出てきた 今日はさらにアコーディオンのクラモトキョウコも加わりさらにジプシー色が濃くなって・・・そしてこのユニットになったからかそれともそういう曲が増えたからこのユニットを組んだのか・・・わからないが「いちごジャム」「煮たまご殺人事件」「ぬるぬるおじさん」とかちょっとコミカルな曲が中心になって、なんだか以前の山田庵巳の世界を忘れそうになるなあ 今日もミュージシャンの彼から彼女への「曲を聴かせるDV」なんてテーマのブラックな曲があったり、途中で庵巳がまったく歌詞を忘れてしまって思い出すまで曲がストップしたりとか・・・以前と比べるといい意味で「雑」になったこのワールドを客席は笑いながら楽しんでいる それぞれのワールド・・・色々な色が見えた今夜だった
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