いやあ、いいお天気だと思って今日はちょっとばかし出かけてたのだけど、高円寺に戻りペンギンハウスに向かう途中で西の空にちょっと怪しい雲があるなあ・・・そう思ってたらそれから30分もしないうちにいきなり降り出した まるでピンポイントのように杉並区の上空に猛烈なゲリラ豪雨だ
そんな4日(金)のペンギンハウスライブは5組が出演した
最初の演奏者は ジョコンダの憂鬱
「東京セッション」や「ジ・アナトミアズ」などと親交のあるこのギタリスト ほとんど真っ暗闇の中、限 りなく暗くて深い淵の中をゆったりと沈んでいくかと思うと突然の激流そして唐突に現れる瀧のようにギターの音が変わってゆく それにしてもエレキギターって本当にかすかな囁くような音から爆弾のような音まで自在だからいいよなあ~
2番目に登場したのは 木下徹&安威俊輔+竹内信次
木下(ag)、安威(wb)、そして竹内(mandolin) この人の三台のアコースティック楽器が奏でる音はき柔らかく優しい 今日の木下は珍しくマカフェリタイプのジプシーギターを持参 それもあってか今日の彼らの演奏はスイング系が多かったかな 気持ちのいいアコースティックサウンドがペンギンハウスを満たしてゆく
3番目に登場したのは Zeeblebuzz A Knot
g/vo ,b /dsの2人編成だ バースとドラムを同時にやるという(ベースはループを使う)という変則スタイルの彼らの演奏だがそれがすっかり定着している 最近ギターのサウンドがどんどん面白くなってきている かなりアバンギャルドな感じが出てきていてこれがまたこのユニットの魅力になってるなあ・・・
4番目に登場したのはギタリスト ハラ☆タカシ
インストユニットDBS3のメンバーでもある彼がソロで演奏するときは本当にフリーフォームだ それは毎回ギターとの格闘のようだ このギタリストの演奏を見ているとギターという楽器がどこまで可能性を秘めているのか、それをもっともっと見たくなってしまう ハラ自身も最近はソロが好きだという
そして今日は後半になんとDBS3のメンバーの福島紀明(ds)が急きょゲスト参加 これまた面白かった!
さて、福島がなぜ今日来たか・・・それはあとになって判るが今日最後の演奏者は女性アコーディオンプレイヤー マメルダ
小柄な身体で大きなボタンアコーディオンをパワフルに弾きこなす彼女にはファンも多い 今日も目一杯のパワーを込めて歌う
そして最後の曲になった ここでマメルダがこう言った 「最後の曲はこの人にゲストで入ってもらいます」 呼ばれてステージに上がったのはなんと福島紀明!
じつは彼はマメルダを(たぶん)観に来てたのだ そして以前こんなことを言っていた「俺、マメルダの曲全部知ってるよ 叩けるもん」・・・と
そしてなんと有り得ない・・・いや(笑)夢のような共演が実現した これには客席も大受け
あまりに面白いので僕も動画録っちゃったよ どうぞ・・・ご覧下さい
ところで・・・皆さん、明日のライブレポートはちょっとした節目を迎える そのヒントはトップページの「カテゴリー」のところの「ライブレポート」のところの数字をごらん下さい・・・ね(笑)
では、また明日もよろしくお願いします
高円寺ライブハウス ペンギンハウス