今日8日もじつにいい天気 でもちょっと上着無しでは寒いかな・・・いよいよ秋深まる・・・か
さてペンギンハウスライブ 最初の演奏者は HEART OF SILVER
今日はまずはノリのいいR&Rナンバーを2曲続けざまに・・・ギターは最近ピックアップを交換したそうで歯切れのいい音だ
そこからわりと静か目の曲に 3曲目はちょっとフォーキーな曲だ 初めて聞く曲だった 次に演奏する「クリームクラン」という曲はそういう名前のお菓子を食べてから眠ったときに見た夢の話だそうで、踊る雌犬の話だ MCはほとんどなくどんどん曲が続く ラストは僕は初めて聞くR&R
2番目は今日がぺンギンハウス2度目の登場 井上民雄
前回の演奏のときはたしか英語のカバーナンバーばかりだったはずだが、今日はいきなり日本語の曲で始まった そのあともずうっと日本語の曲が続く 聞いたことない曲だけど誰の曲なんだろう・・・そう思ってたら4~5曲歌ってからのMCでわかった すべて彼のオリジナルなんだそうだ
すごくいい曲ばかりだった それにしてもいい声だ 柔らかくてジェントリ-で包み込むようなその声と歌い方は日本でいえば「小阪忠」むこうでいえば「ジェームス・テイラー」みたいだった
かなりビンテージもののギブソンL-2がいい音なんだ このタイプの「パーラーギター」と呼ばれるちょっと小型のギターは中音高音のレスポンスがいいうえに低音がほどよく鳴ってくれる
そのギターをいいサウンドで鳴らし時折いいソロも入れながら・・・この人の弾き語りいいなあ~
3番目に登場したのは今日唯一のユニット ららばいてりい&さっちん そういえば今日の女性の出演者はここのさっちん1人だ
てりいが弾くギターのリズムがこの店の空気をゆっくりとかき回す アイドリングから徐々に暖気運転にかかるようにヒートアップしてゆく二人 ボトムの低いロックワールドが始動する
「一番大事なものは・・・何?」 その言葉がどこかで二人を解き放つ・・・そして今日も「糸が切れた凧」のようになったさっちんがステージを漂泊しはじめる
てりいが言う 「僕らにとっていつも60~70年代音楽はエバーグリーン」です
そこから引っこ抜いてきた音楽が今日も彼らにとてつもないロック衝動を起こさせる
最後はお客で来ていたドラゴン板谷がハープで参加
そして今日最後の演奏者はギター弾き語りの 地味KEN
今日も最初の曲はインスト・・・それはペンギンハウスではおなじみの「藤原愛」のオリジナル「ヨッパライ帰り道」だ そう・・・この歌の中にある歌詞「白線越えたら/あの世行き」 それが彼を捉えているのだ
まさに白線の手前から戻ってきた男・・・地味KENは死線から奇跡の復活をしたシンガーだ
今ではギターワークもすっかり前と同じレベルに戻ってあのキレのいいサウンドが出てきた
そして後半、ここでもドラゴン板谷が登場 この二人が揃うと「STAY BLUE」というユニットになる
地味KENの旧いオリジナル・・・ブルースの濃いダシが出る
エンドに近くなったところで久しぶりに彼のオリジナルの「WAR CITY」・・・この曲はかなりハードなギターワークをするのでどうかと思ったけど、久しぶりにがっつりと決めてくれた
そしてアンコール、再び板谷が呼ばれ二人であの「サイコ最高なんだ!」 いい締めくくり!
高円寺ライブハウス ペンギンハウス