そこにある文化     3日

さて、平日に挟まれた祝日「文化の日」の今日3日 ペンギンハウスも「文化」が溢れていた・・・かな

今日最初の演奏者は今日がペンギンハウスには2度目の登場のユニット 戸塚フロン
前回のg/vo , ds の2人ユニットに新しくベースが加入  演奏は一見Jポップのような軽い感じで来る のかと思うと突然パンクっぽいところになったり変幻自在 小柄なg/vo のちょっと天然のようなキャラとds/choとの掛け合いやしっかりしたハーモニーなど見所満載なのだ

今日もなんだかゆる~いステージ進行の彼ら 決して「A」は狙わずに「B級」に徹しているところが好感のもてる若いバンドだ
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2番目は 9413 solo
「9413」といえばvo/g ,b,ds ,perの4人編成のロックバンド そこのvo/gのアツシのソロバージョン

最近はソロで演奏することの多い彼だが最初の頃はかなり冷や汗かきながら綱渡りのような心境で演奏していたようだが、最近はこのソロバージョンもどっしりと土台が出来てきた

バンドで「うわーっ!」と勢いでやるバージョンも好きだが彼のソロバージョンにはまたバンドとは違う魅力が詰まっている そして今ではひとつの「芸」としてのスタイルを作りつつある彼のMCと併せてこれはゼヒ楽しんでほしい 今日のラストナンバーは僕も好きな「ふわふわ」
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そして3番目の演奏者は モトメイ
g/vo , g , ds のトリオユニットドラムの川本真太郎は「cracks&rabbits」のメンバー なんと昨日に続いての出演 堀内順也(g)そしてリーダーの村尾修一(g/vo) という顔ぶれ 村尾は「村おっさん」の愛称で親しまれている何ともいい天然ぽいキャ ラと不思議な暖かみを持った歌い方と声にはなんだか懐かしさがある

今日も彼の持ち味をすごく活かした「ふるさと」とか旅を歌ったちょっとロマンのある「世界の車窓から」・・・これにはあのよく知られた番組のテーマミュージックを挿入しながら・・・今日もいい曲ばかりだった
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そして今日最後の演奏者は 小川トオル
ロック系インストユニット「electric junk」のリーダーでギタリストの彼が今日はソロで登場

バンドのときとはかなり違ったコンセプトの演奏を見せてくれた 持ってきたギターはガットギターにエレキギターが1本ずつ エレキは一見ストラトキャスターに見えたが、あとで近くでよく見たらフロントはハムバッキングでリアが無くて代わりにブリッジにピエゾピックアップが仕込んであった

ジャズギタリストのために作られたギターだそうで両方のPUをミックスするとジャズギターの「箱鳴り」の音に近いものが出るそうだ

そのギターを使いループを使ったインスト、そしてガットギターは独特の「C9チューニング」という変則チューニングがされていてこのギターで「薔薇色の人生」とか「ラブミーテンダー」などの名曲をそれは素晴らしいギターサウンドで聴かせてくれた 僕は特に彼のオリジナルだという「是政日和」(だったかな?)という曲が気に入った

本人は「すごく緊張した」と言ってたが、いやいや素晴らしい演奏だった

本当にこれば「文化の日」に相応しい・・・いや、今日演奏してくれたすべての演奏者がだよ・・・そんな夜になった
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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