ちょっと薄曇りの今日 昨日の夜くらいからちょっと冷え込んできた いよいよ冬の足音も聞こえ始めた12日(木)のペンギンハウスライブ
最初の演奏者は SHOTGUN BLADE
「青の戦士」の異名を取るギター弾き語りロッカー 今日も全身を「青」で武装してステージという名の戦場に立つ
とはいえ日常の生活もあるわけで、彼も最近引越しをしたそうだ 同じ町内だそうだが、今までのアパートがカビだらけで、環境を変えようと住居を変えたそうだ
新しい環境でまた曲作りも変わってゆくかな・・・彼の歩みはゆっくりゆっくりと一歩ずつだが・・・確実に前へ進んでいる
3番目に登場した 土舎利
エレキギターとジャンベとディジュリドゥー・・・この一見ありそうでなさそうな組み合わせのユニットが創りだす音はまた国境を越えて独特の境を産み出す 音楽は大陸を渡る アフリカ→アメリカ→日本・・・そしてまたどこか
インスト2曲、歌もの1曲そしてインストというスタイル 思い切りどこかへ拉致されていくような気分
そういえば今日vo/g&ディジュリドゥーのウメハラが言ってたが、「今日はなんだかふわふわした気分だ」・・・へえ~
3番目に登場したピアノ弾語りの 藤原愛
彼女も今日は「なんだかふわふわした気分」なんだそうだ
今日1曲目は前回もやった僕が好きな曲「私はお猪口になりたい」(正式なタイトルはこうだったのね)そこから「嫌われアンヨ」「台所に立つ女」など最近の彼女がお気に入りらしい曲が続く
そして今は亡き彼女のお婆さんが湾岸戦争が起きたときに自分の伴侶に「連れて逃げて!」と言ったエピソードを入れながら久しぶりの「日の丸」いやあ、やっぱり鬼気迫る!
そして僕が最近気に入ってる「山眠る」・・・思わず曲に惹きこまれそうに・・・おっと今日は写真はちゃんと撮ったよ(笑)
そして今日最後の演奏者は 山田健人
今日もブルースハープを吹くだけであとはまったくのアカペラ その彼の歌の集中度はいつ聴いてもスゴいのだ
彼も藤原愛のメッセージを受け継ぐように戦争についての話をした 「昔の太平洋戦争当時の日本兵の狂気は怖ろしいものだった」・・・などという話を入れながら歌ったのは「何か言いたいこと」
歌詞にはこんな言葉が入ってる 「歌うことしかできない」・・・まさに彼だなあ
高円寺ライブハウス ペンギンハウス