いよいよ11月も残り2日となった今日29日(日)
ペンギンハウスライブはこのバンドから始まった ペンギンハウス初登場 key/vo , g , b , ds の4人編成 the MITEIKOKU
彼らからの情報では「ポストロック」とあった ポストロックって何?・・・と僕は前から思っててWikipediaで調べると「ロックと同じ楽器を使ってロックではない演奏をするスタイル」などとあったがイマイチよくわからない それでは「レゲエ」も「ブルース」も「演歌」も「ポストロック」になるの?
まあそれはどうでもいい 彼らの演奏を見守った キーボードを弾きながら歌う女性ボーカルの声は穏やかで柔らかい でも超えの芯がしっかり通っていてバックバンドの以外に爆音に近い音の中できりっと立っていた 全体的に感じたのは「アンビエント」な空気 演奏はけっこう凝ったアレンジも含まれていて楽しめた ライブをするのが1年ぶりと言ってたがまたゼヒやってほしいね
2番目に登場したのはペンギンハウスへは2度目の登場vo、g、b、key ,dsの5人編成バンドのRelaccriminals
女性ボーカルのMARIEを中心にしたこのバンド、バックはみな腕利きのプレイヤーばかり 初顔合わせのメンバーも居る中できっちりと求心力のある小粋で素敵なバンドサウンドを生み出す
そのバンドに乗ってボーカルのMARIEは楽しそうに伸び伸びと歌う 曲は「チャカ・カーン」などのブラック系が中心 ゴスペルナンバーも入れたり彼女のパンチ力があって伸びやかなボーカルがバンドと一体になってこれまた気持ちのいいステージを展開してくれた
3番目に登場するのは新城ヒデキ(g/vo)北川剛(b/vo)の2フロントに毎回メンバーが替わるという編成の電気スルメ
今回は「Kern,Kaz&Keiichi」の松川ケイイチがドラムで参加して北川がベースを抱えトリオでの出演
リハ無しでのライブで演奏開始直後北川のボーカルのモニタ-が「ハウる」という原因不明のトラブルが発生!僕も焦ったけど(全然いつもくらいのレベルに調整していたので)なんとか本番が進むにつれその問題も解消 そのあとはこの3人の本当にぜいたくなほどの「ロックシャワー」を浴びまくるステージが「バルブ全開」で楽しめた 終了後「なぜあのハウリングが起きたのか」という話をキンちゃん(北川)と話したら「きっとこのカールヘフナーのベースがモニターの音を拾っちゃったんだろう」という話に落ち着いた そういえば昔BEATLESが使ってた頃はモニタースピ-カーなんて無かったもんな(笑)
そしてここまでバンドばかりが続いた今日のライブの最後が 大山克幸
なんとアコギぼ弾語りだ バンド「DAIOHJO!!」のg/voの大山のソロステージ 僕も観るのは初めてだ MARTINのアコギを気持ちよく鳴らしながら彼独特の一見破天荒のようにしながらきっちりと客席を惹きこんでゆくステージングはさすがに百戦錬磨の彼らしい
ギターは「オープンD」や「オープンG」チュージングをうまく使い分けてソロであることの不足感をまったく感じさせない ボーカリストとして定評のある彼だがギターもいいなあ~
「今日は占いで”周りと噛み合わない”と言われた」という彼だったがしっかりと噛み合いそして最後は客席をまるごと咥えて噛み砕いてみせていた
高円寺ライブハウス ペンギンハウス