マグナム風穴      7日

穏やかな晴天だった今日7日 ちょっと早出をしてウォーキングなどをしてから入った今日のペンギンハウス

ライブはこのシンガーで始まった・・・ 飯嶋光太郎
今年、長い住所不定生活を終え高円寺の住人となった彼 ほかの誰よりも「高円寺の住人」らしい彼もすっかりこの街の空気に溶け込んでしまったようだ

今年は夏ごろに無茶をして折ったあばら骨・・・歌うときはいいのだけどギターを抱えるとそのボディーがちょうどその場所に当って痛さをがまんしながらのライブ活動だったそうだ

でも今日はもうすっかり痛みも消えて、それもあってか今日の彼の演奏はいつもよりさらにパワフルだ 何に直面してもいつも前向きでアッパーな彼・・・でも、先日あったパリのテロとそのあとのフランス軍などによる報復爆撃には心を痛めたという そして歌ったのは「風に吹かれて」

今年はいっぱい演奏してくれた彼も今年は今日が最後の出演 来年もますます高円寺に染まって彼らしい前向きな演奏を聴かせてほしい!
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2番目に登場するのは毎月の第一月曜には必ず出演してくれた 荒清誠
酒場のエレジーや裏通りをいつも見つめている バンジョーの鄙びた音色は今夜も酒に心を癒されるヨッパライの呟きのようだ

いつもゴキゲンなスライドギターが今日はまたいつにも増してパワフルだ まるでマグナム弾のようにドスンとこちらの腹をえぐるようだ

彼はその酒場のカウンターから見つめている そして語りかける

「旅を続けなよ・・・ジャマなものはみんな俺が預かってやるから・・・」

今年の大晦日もやはりあのバーのカウンターの中で新年を迎えるという彼、来年もずっとよろしくです!
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3番目に登場したのは今年になってペンギンハウスの弾語りワールドに参入してきた超個性的なシンガーソングライター タカダダクミ的(vo/g) 今日はサポートにピアノのマサゴロウが参加

彼の歌はとにかく腹の底から絞り出すようなギリギリの声で歌われる それはザラザラしてヒリヒリするような声だ にもかかわらずその声は美しいのだ 魂からそのまま出てくるような声

そして今日のマサゴロウとのユニット、これがまた最高だった 鋭角的にザクザクと切りつけてくるようなタカダのギターとは対照的に柔らかく包むようなピアノのトーン、この組み合わせが素晴らしかった

最後に歌った「負け犬トーキングブルース」 僕ははじめて聴いたのだけど素晴らしい!

来年もこの声でペンギンハウスのステージに風穴を開け続けてほしいもんだ
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そして今日最後に登場するのは今年の春から出演してくれるようになったシンガー Tatsya Inagaki
ガレージロックユニット「ROCKBOTTOMS 」のg/vo である彼はソロのときは全くPAを使わず完全に生で演奏というスタイルをずうっと続けてきている

もう本当にいい刺激をいつもくれているのだ そして今日は他の2名の友人を伴って3人での演奏・・・「3 Persons 」と言うのだそうだ

この3人のプレイで素晴らしいハーモニーも聴かせてくれた いつも楽しいライブありがとう・・・おっと Inagakiのライブは年内まだ14(月)と28(月)出るのでよろしく!
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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