「AND THIS IS FREE」
さて、二回目の今日はやはりアメリカで制作されたドキュメンタリー映画「AND THIS IS FREE」
これは1964 年に発表されたシカゴの黒人街にある「マックスウェルストリート」の様子を描いたもの
「ブルースブラザース」という映画をご覧になった人ならその中のシーンであの「ジョン・リー・フッカー」が街角で演奏していたシーンを覚えてるかな
・・・あれがマックスウェルストリート だ
この映画には色々な露店商などの姿も出てくるが、何と言ってもそこに登場する様々なストリートミュージシャンたちが素晴らしいのだ! ゴスペルグループや弾き語りの盲目のシンガーなど・・・とくに注目したいのはシカゴブルースに大きな影響を与えた伝説のブルースマン「ロバート・ナイト ホーク」が出ていることだ
彼は「タンパ・レッド」の影響を受けたメロディアスでインパクトのあるスライドギターで「エルモア・ジェイムス」など多くのブルースマンたちに影響を与え た素晴らしいブルースマンなのだが、なぜかレコーディングの機会に恵まれずCHESSのオムニバス盤に数曲残ってるのとヨーロッパで作られたあまり出来の 良くない盤くらいしかないので、ここに収められた映像は本当に貴重だ
ただしここで紹介したYOUTUBEの映像は編集されていてオリジナルの映画からかなりカットされてて、ナイト ホークの演奏も少ししか紹介されてない 僕が持ってるビデオ(昔なのでDVD)にはもっと沢山出てくるし、なんとそこにはまだ学生のアマチュアだった「マイク・ブルームフィールド」まで登場するのだ
とにかくあの時代のブルースがまだ黒人大衆に本当に愛されていた様子が凄くよくわかる
もし興味をもった方はDVDが出てるから探してみては・・・→こちらで検索
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