西から雨雲が近付いている 昼にはちょっと晴れ間もあった高円寺もやがて雲に包まれはじめた今日13日(水)
ペンギンハウスライブ今日の最初の演奏者はギター弾き語りのソロシンガー HEART OF SILVER
最近ではすっかり定番になってるGREATCHのギターを今日は今までよりもさらに爆音で鳴らしていた 彼が夢の中で見たというダンスをする雌犬のことを歌ったちょっと不思議な歌「クリームクラン」・・・そうそう「万有引力」をテーマにした曲もある 曲作りの発想がなかなか面白いのだ
2番目に登場するのはg/vo, ds の2人編成ユニット 吐息
独特のファルセットで歌うボーカル河野の持つ色気、それを支える彼自身のギターと相方平井のがっしりとした骨太なビート これらが化合した世界がその甘いボーカルと不思議なくらいにマッチングがいい 今日ははるばる(?)彼らの演奏を聴きにやってきてくれたお客さんたちがいてうっとりと聞き惚れていた
3番目に登場するのは カーリーズ佐藤
ロックユニット「カーリーズ」のg/vo彼が作り出すサウンドは不思議なスタイルだ どことなくアメリカ南部のそれもミシシッピ河の匂いがする 例えると田んぼの畦ではさみを振り上げている真っ赤なザリガニ(僕の子供の頃はこれを”マッカチン”と呼んでいた)みたい・・・タイトでソリッドなリズムに乗って彼の歌は鋭さと独特のリズムと泥臭さを強烈に持つ
「今日の俺・・・浮いてますか?」・・・そんなことをちょっと心配していた彼だが・・・いいのさ! 独自のこのスタイル大事にしてってほしいね
そして今日最後に登場するのはアコギ弾語りの ミノルBグッドsolo
彼といえばその名前のとおりノリノリのR&Rばかりやるイメージがあるが、しっとりとしたバラードも得意なのだ 映画「道」・・・これはフェデリコ・フェリーニが1950年代に作った名画だがその映画からインスパイアされた「ジェルソミーナ」という曲はその登場人物の女性の名前なんだが、この映画泣けるんだよなあ・・・うまくその味を出していたねえ
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