影のほうが      12日

ちょっと今日は暑かったねえ 昼間買い物に新宿まで出かけたのだけど、日向に出ると陽射しが焼け付くようだった こうして少しずつ夏に近付いてゆくのだねえ さて、そんな今日12日(木) ペンギンハウスライブは女性弾き語りシンガーソングライター Behring から始まった

今日はジーンズにトレーナーというかなりボーイッシュな出で立ちでステージに現れた彼女 ちょっと暗さのある歌い方と相反するように不思議な”フラ”を持った喋り方とステージング 見かけによらずマニッシュなシンガーなのだ 今日は先日亡くなった彼女のおじいさんのお葬式の話を挟みながらその郷里に想いを送るような曲も披露してくれた

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2番目は 丹沢亜郎(with Tomo)
わがペンギンハウスマスター亜郎が組む俳句&音楽コラボユニット「生半可」から本人の名前表記に改名 毎回編成が変わるペンギンハウス選抜プレイヤーの演奏をバックに亜郎の俳句朗読  今回はハーディガーディー奏者Tomo とのコラボ Tomoは今日はハーディガーディーだけでなく「タンブール」という弦楽器も持ってきた この楽器・・・どこの国のものなのかな ハーディーガーディーが擦弦で華やかなところもあるのに比べてちょっと控えめな素朴な音・・・またこれもいい効果を出していた そして亜郎は今日は夏に向けた俳句を多数披露

「新緑に囲まれ切手ほどの家」「押入れの闇疲れさせ夏支度」「影のほうが本物である夏の人」・・・
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3番目はギター弾き語り タカダダクミ的

今日はピアニストの マサゴロー との半年振りのDUO

マサゴローのピアノは決して無茶苦茶な演奏はしないのだがそのダイナミックな音はステージの空間をぐうっと横にも置くにも拡げてゆくような・・・そのピアノを得ると今日のタカダダはいつもよりさらにアグレッシブにファイトするような歌い方になっていた

彼の歌は歌うというよし絶叫だったり時には嗚咽のようになることもある

2曲連続で歌った彼の父親についての歌の鬼気迫ること・・・そして後半はマサゴロウのピアノだけをバックに歌った「負け犬トーキングブルース」 素晴らしかった
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そして今日最後に登場するのは Tatsya Inagaki

今日もアコギを抱えステージよりはるか前に座りノーマイクで歌う、その目の前のテーブルにはおつものお馴染みの彼のトレードマークのように瓶ビールと吸いかけの煙草と灰皿

すうっと息を吸い込むと歌いだす・・・ノリノリのR&R曲だったりイングランドのバラードだったり

彼の歌う歌には必ず大小の違いはあっても何かメッセージが込められている それは時にはユーモアをこめた皮肉だったり政治的なはっきりとしたメッセージだったり・・・

今世の中がどんどん危ない方向に進んでいるようなとき・・・大事なことだよね
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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