少しばかり遅い夏休みをいただいて家に戻ってきました 台風の来る中ちょっとスリリングな旅でしたが、山は涼しくて気持ちが良かった~!
さて、戻ってきて久しぶりの仕事 今日25日(木)のペンギンハウスライブレポート 始めます
最初の演奏者は Foolin
本来はg/vo , ds の2人編成ユニットですが今日はg/vo のオザワのソロバージョン シャープなギターが生み出すその透明感と物悲しさが入り混じったような曲は都会のエレジーを物語る 短い時間だけどいい味出してくれた
2番目に登場したのはアコギ弾語りの コイズミツトム
彼の演奏を聴いてるといつも不思議なのだがなぜかすごく眠くなるのだ 決して退屈だったりつまらないからではないのだ 彼の演奏が生み出すサウンドは本当に気持ちがいいのだ
かなりリズミカルな曲調なのだが彼のあの包み込むような優しい歌い方を聞きこんでいるとそのウェーブに身体ごと自分を放り込んでしまいたくなる・・・ちょうど揺りかごに揺られているような
3番目に登場したのは 三浦陽子+内田典文
インプロ系ピアニスト三浦陽子 世界を股にかけ活躍する彼女のピアノにベーシスト内田典文がときには三味線も抱えて加わると どこにもなかった世界が現れる
とくに三味線が入るとそこにはもろに「和」と「洋」の文化がぶつかりあうような独特の緊張感が生まれる 曲はかなりインプロなのだが、そこに綿密に設計された「和洋折衷」・・・いや、そんなものも飛び越えた独特の色合いが現れるのだ
そして4番目はペンギンハウス初登場のアコギ弾語りシンガー 藤井美陽
初登場とは言ったがロックバンド「SUNAGIRL」のg/vo でもある彼女はバンドでは何度もここに出演している 以前ここに出演していた「さかなのこぼね」ことYUNAとは同じバンドメンバーで実の姉でもある そして素晴らしいソングライターでもある 彼女の曲も演奏も歌もとても自然体で気負ったところが全然無くてこれも聴いてるととても気持ちがいい 以前「さかなのこぼね」も歌っていた「タイガーキャット」という曲もまた彼女が歌うと違った色合いが見えてきておもしろい
そして今日最後に登場したのはギタリストの 小川トオル
インストトリオelectric junk のギタリストでもある彼がギター1本だけでのインスト演奏 アコギでは変則チューニングを、エレキではループなどを使ってソロでも本当に奥行きのある素晴らしいプレイを聴かせてくれた バンドのときとは違いアンビエントな波動を送ってくる彼のギター・・・またまた眠くなってきた(笑)
高円寺ライブハウス ペンギンハウス