いよいよ8月も終る なんだか天候がムチャクチャなまま・・・昨日の台風は東北と北海道に大きな災害を起こして亡くなられたかたも多かったみたいで本当に悲しいね 悲しいといえば僕がけっこうハマっていたNHKの朝ドラ「あまちゃん」の舞台でちょくちょくロケ地になってた「久慈駅」の周りがひどいことになっているのを今日TVニュースを朝の病院で見て驚いた あそこには以前ペンギンハウスに出演していたドラマーの奥瀬ケンスケの実家もあったはずで・・・大丈夫だったのだろうか やっと震災からの復興も進んでいたはずだけど
さて、8月最後31日(水)のペンギンハウスライブ 最初の演奏者はアコギ弾語りの 飯嶋光太郎
若いこのシンガーソングライターは現在も成長中だ その社会を真っ直ぐに見据えた彼の口から出てくる歌はダイレクトで瑞々しい
そういえばこの間の阿波踊りのときは忙しさに追われていたという彼だが、今日もストレートに元気な演奏を見せてくれた
2番目に登場したのはやはりギター弾き語りのシンガー ミノルBグッドsolo
今日はFENDER のテレキャスシンラインを抱えての演奏 ステージを軽やかに動き回りながら次々に曲が飛び出してくる ロックンローラーでもフォークシンガーでもあるような彼にはセンチメンタルとお茶目がいつも同居している ああ、あの替え歌は「胸焼け小焼け」というタイトルだったのか(笑) そして言う 満面の笑みで「R&Rに飛び込め!」・・・と そしていつも誰より真っ先にそこに飛び込んでいくのだ
今日の彼のテーマは「永遠の夏休みの自由研究」だそうだ ラストのR&R カッコよかった
3番目はインストバンドの 木下徹バンド
ギタリスト木下徹を中心に毎回違ったメンバーでのセッションスタイルのこのバンド 今日のメンバーは有吉拓(ds)、そして源一郎(p)、山本賢介(b)の4人メンバー 源一郎と山本は昨日 INSというユニットでここに出たので2日連続の出演となった
最近木下は「ケチャップス」「Los Periquitos」などのユニットでベースや12弦アコギを弾いたりしてるほうが多かったが今日は久しぶりにギターを弾きまくる 彼が抱えてるのは最近手に入れたアネリカFENDER のストラト・・・何と”ン千円”という破格の値段で「合法的」に手に入れたものだそうだがすごくいい音していた いやいや、今日の彼のプレイは最近の裏方から完全にフロントのメインになっていて超絶プレイ ほかのメンバーも素晴らしいし、気合の入ったいい演奏だった
そして今日最後に登場したのは らりはsolo
バンドでも素晴らしいギターとプレイを見せてくれる彼だが、そのソロもいいのだ 今日は最近使い出したTAYLORのアコギを抱えてのプレイ 彼のギターワークはとにかく派手なトリッキーなことはしないんだけど、音の一つ一つの使い方が絶妙で繊細でいながらダイナミックなのだ
バーンとギターを鳴らしたあとその余韻を上手く残しながらそこにすかさず次の音を入れてゆく・・・言葉で言うのは簡単だがこれってものすごい熟練のテクニックなのだ
そういうプレイをしながらの今日の彼の演奏・・・ブルーススタイルの曲が多かった 多分「Come On In My Kitchen」をベースにしたと思えるあの曲・・・カッコ良かった
明日から普通の社会は夏休みが終って子供たちも学校へ通い始めるのだろうけど・・・ペンギンハウスの「自由研究」はまだ終っていないのだ
高円寺ライブハウス ペンギンハウス