ブルースギターを弾こう 2-2

ブラインド・レモン・ジェファーソン(Blind Lemon Jefferson)

彼のナンバー「Blach Horse Blues」

Black といえば彼の代表作「Black Snake Moan」がすぐに浮かぶけど、たぶんこの曲も何やらセクシャルな内容なのでしょうね 今回は詞の内容はとりあえずいいとしてこのギタースタイルです

キーはCのようですが演奏はC#で録音されてます 単純に1フレット目にカポを付けてたのか、ギターのチューニングが半音高かったのか・・・あともうひとつの可能性としては録音した音源を原盤にするときに少し回転数を上げていた・・・じつはこの当時そういうことが日常的に行われていたようで、以前かなり物議になった「ロバート・ジョンソンは本当はもっと声が低かった」という説もこういったことと関係あるのではと思います

ではまずは音源を聴いてください このイントロの12小節を取り上げます

注)この曲はCのコードパターンで出来ています しかし、原曲ではC#のキーでやっているので1フレット目にカポを付けて弾いています 動画の中で「4フレット目」とか「1フレット目」とか言ってるのはすべてこのカポを付けた状態ですからあしからず

あとギターの指板に4色のシールが貼って有りますがこれは僕のギター教室の教材なので気にしないで下さい

さて、ここまで聴いていただいて・・・どうですか?

またかなり複雑な込み入ったギターを弾いていますよね

そして驚くのはレモンがイントロだけではなく歌の中でもほぼ同じフレーズを弾きながら歌ってることです

たとえばかなり腕達者な「ロバート・ジョンソン」とか「ビッグ・ビル・ブルンジー」とかでも歌ってる最中はギターはほとんどコードとリズムかせいぜい簡単なリフを弾くくらいです

こんなことをしていたブルースマンを他には僕はあまり知りません

ここらへんが彼を「天才」とか「ブルースの父」とか言わせてるところかと思います

それではこのギターフレーズをがっつり戴くのではなくちょいちょいつまみ食いするという形で習っていきましょう


高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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