今日のペンギンハウスライブはちょっとした企画モノ２マンだった
タイトルは「The Space Baaライブ」
では今日 ２１日（金）のライブレポート
ペンギンハウスライブ今日最初の演奏者はオープニングアクト MARACASQUESTIONS
しかし、このユニットを「オープニングアクト」に位置づけてしまうのはちょっと勿体無い
トーキングモジュレーターや打ち込みの音を使う「わちけん」そしてスーパーギタリストの「小川トオル」そこに最近加入したベースの「落合カズ」
この３人で創り上げるサウンドはこれもう本当にドラッグのような（やったことないけどね）効き目を持っている 真っ暗に近い暗がりの中からほとばしるように何重にもブーストされたレゲエビートが響く 聴いてると頭のどこかが麻痺してくる・・・そんなサウンドに今日はなんとあの名人の古典落語をサンプリングしてしまった曲が 今日はじめて判ったが、落語は日本のラップだ！
そして今日の主役 The Space Baa
トランペッター辰巳小五郎を中心にしたインストユニットで メンバーは不破大輔（b）、Jimanica（ds）、小川真司（g）、ほかに青山健一が映像エフェクトで参加
今日のメンバーはそれこそ各地から集まっている ギターの小川がなんと広島から エフェクトの青山は金沢から、ベースの不破もどこか訊き忘れたが遠そうだ
そのよりすぐりのメンバーがここ高円寺のペンギンハウスに集結して演奏とパフォーマンスをする・・・これはもう事件だ！
とにかくすごい演奏だった 辰巳のきっとジャズをベースに始まったはずのトランペットはもはやそんなカテゴリーはあっさりと壊してそしてどんどん先へゆく それはロックだ
そうだ、ロックって「破壊する」ことに意味があったのだよね・・・すごい演奏にそこへ青山のこれまためくるめくシュールでアーティスティックな映像が息をつかせないほどのテンポでどんどん写し出される これはスゴかった 始まって終わるまでほぼ１時間・・・それがあっという間に通り過ぎたのだ！
今日のオムニバス動画です
高円寺ライブハウス ペンギンハウス
