グルーブな夜 19日

リズムは本当に不思議です。一体誰が考えて作り出したのでしょう?音符、休符の無限の組み合わせが身体を動かすなんて。では今日のライブレポートです。

ペンギンハウスライブ今日最初の演奏者はコトナシソ
情熱的にストラトキャスターギターをかき鳴らし、独特なハイトーンでオーディエンスに衝撃を与えるコトナシソさん。楽曲の特徴としては非常に緩急があります。例えば森の中の小さな池のほとりから、裸足で一気に火山まで駆け上がってしまうような・・・そんなスリルがあるのです。


2番目に登場したのは吉田タロー
アコギ弾き語りシンガーソングライター、笑顔が素敵で気さくなお兄さん、吉田タローさん。歌詞のストーリーが日銭稼ぎ時代のトホホな思い出話を面白可笑しく描いたお話が多くそれは苦労を笑い飛ばしてこれから頑張ろうという前向きなメッセージ。聴く人を何故か元気付けるパワーがあると思います。
「神様が使わした天使が君だったのかな?」今は無き愛ネコのお話など、思わず目頭が熱くなる曲も急に差し込んでくるので、要注意です。

3番目に登場するのは田島章年+百川こうぞう
バンドPOETIC LANDSCAPEのメンバーのソロでの演奏。
田島さんと桃川さんのエレクトリックギター2本と歌。たったそれだけで、海の底から宇宙まで届きそうな幅があるサウンドが展開されていました。桃川さんのエフェクトで作った音は、ギターなのにアンビエントな音、例えば風が吹いている大地を思わせるような、サンプラーで作りこんだ音色のような、時にはモンゴルのホーミーにも聞こえるようなときもあります。そのなかで情熱的でスロウな曲を田島さんが歌うスロウバラードが心に沁み込みました。

そして今日最後の演奏者はMΛNTRΛ
もしもたまたま飲みに入ったお店でMΛNTRΛ(マントラ)が演奏していたら・・・きっと彼らが作りだすグルーブに身体を任せ、踊り続けて酒を飲み続けてしまうかもしれません。ナチュラルな音色、程よい音量なのに強烈なグルーブ。一度捉えたらもう逃れることはできません。

今夜もペンギンハウスでは熱いライブが繰り広げられていました。

PA・レポート:ヤマノ
今日のオムニバス動画です

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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