目が離せない     5日

一昨日、昨日と八ヶ岳の自宅に帰ってきた もう10月に入ったから
けっこう寒いかと思ってたら意外と暖かかった 例年だともう紅葉が
始まっている標高1500mあたりでも まだまだだった
この写真は「八ヶ岳横断道路」の通称「赤い橋」と呼ばれる紅葉の
名所 見ごろは今月下旬かなあ・・・

さて、東京高円寺に戻って最初の日のライブそのトップは弾き語りに
なんか落語のような不思議な世界を持ってる宮崎悟の登場 彼のあのぼそぼそとした間延びした喋り方は本当に味があるというか独特の空気感を生み出す ひっそりと歌うという言い方って変かな・・・なんか彼の歌を聴いてたら「ここに還って来た」って実感が沸いてきた ところで、額についてるのはなんと冷却材!熱があるのかと思ったら「別に」とのこと・・・彼らしい(笑)

2番目は高円寺のストリートで夜な夜なパフォーマンスを続けているJIVE MANの徳力洵 今まではWaka Beenoというバンドと一緒に出演していたが今夜はソロ バンドで出ていた時にきっと彼のソロもいいだろうな・・・と思ってたが「ドンピシャリ!」出囃子に「ジャネット・クライン」を使ったら「これ、好きですよ~」やっぱり食いついた(笑) 彼がピックギター1本で歌う歌はまさにJIVE MAN! 小粋で遊び心があって・・こういうの好きだね でも、高田渡の「生活の柄」を歌ったのにはちょっとびっくり 僕と宮崎悟は思わずコーラスしちゃったもんね

さて、3番目はペンギンハウスの風雲児じゃないかと言えるタナカタツ 正直言っていつもどこかしら危なさを抱えた彼のパフォーマンスにはちょっと「ハラハラ」させられるのだが今回は石田幹雄とも演奏しているドラマーの大路貴久とのユニット こんなすごいドラマーと平然と組んじゃうのが彼のすごいところだ 今回も自分の描いた絵を壁に貼っての演奏 それにしてもエフェクターの使い方とか本当にヒヤヒヤしたぞ~(笑) 暗すぎて写真・・・ワカンナイねえ

そして最後にこの場をさらっていくのは・・・やっぱり藤原愛だったか・・・そういう「定番」はよくないかな・・・とは思いつつ、でもやっぱり彼女の演奏を聴くと「しょうがないかなあ」と思っちゃうんだねえ 秋になっても相変わらずスキンヘッドを保持しつつ彼女の歌世界はキラウエアの溶岩のように「じりじり」と押し寄せてくるんだ この喩え変? 冷え固まるのと流れてゆくことのせめぎ合いかな 僕は今の藤原愛が何か新しいものに踏み出そうという衝動を抱えているんじゃないかなあと・・・まあ勝手に思っているのですがね まだまだ目が離せない・・・それは今日の出演者全員なんだけど

・・・こうして高円寺ライブハウスの夜はふけていった

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