アコーステイックブルース      6日

いきなりこんな話からで申しわけない あの「憂歌団」のドラマーだった島田和夫が2日に亡くなっていたんだってね どうやら自殺らしい・・・憂歌団は多分ブルースに興味のない人でも知ってるんじゃないかってくらい一時はすごい人気だったグループ  75年~98年まで活動していてその後「休止」していたが、内部事情をよく知っている僕の知り合いの話では木村(vo)と内田(g)の仲たがいの深さはどうしようもなく恐らくもう2度と一緒にはやらないだろうということだったが、これで実際にあのオリジナルメンバーでの再開は実現不可能になっちゃったね 残念だなあ・・・歳も僕より若いのにねえ ご冥福を祈ります
さて、その島田和夫の死をステージから伝えてくれたのが今日最初の演奏者の上村隆だ 彼がそのことに触れるのも当然でもう根っからのカントリーブルース好き、そしてステイールのレゾネイターギターと言えば彼の代名詞と言ってもいいくらいだからね そして、今日も2種類のリゾネイターを抱えてやってきたわけで、またどちらもいい音してたな それにしても彼の多芸さにはびっくりする お得意のカントリーブルーススタイルの曲の演奏はもちろんだがバースプーンを口に咥えてスライドをやったりいきなり頬かむりをすると歌舞伎の「玄治店(げんやだな)」の台詞をやったり ギターで色々な音を出したり・・・MCも面白かったな まあ、この演奏スタイルが僕の大好物なのもあって 楽しませてもらいました それにしても藤原愛のあの曲をやったのにはびっくり!

さて、その次というか最後の演奏者は今日のライブを企画したRumblersの登場 まずギタ-×2&ベースのアコーステイックなインスト演奏からステージは始まり、1曲終わったところでボーカルが登場となるのだがこのボーカリスト、真っ黒いサングラスにちょっとパンチパーマっぽいショートヘアでなかなか「恐い人」風なのだが実際は見かけによらずシャイな感じでほかのメンバーからも突っ込まれてたな(笑) 曲はオリジナルなのかな?ちょっとドスの利いた声によく似合うお酒が主にテーマの曲が多かったな 最後にやったちょっとブルースっぽい曲がなかなかよかったよ メンバー同士が普段からすごく仲がいいのが伝わってきて温かみのあるステージだった 気が付けば外はまた雨だ そうかあ・・・憂歌団はもう戻ってこないんだねえ・・・

・・・そして高円寺ライブハウスの夜は・・・

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