ギターギター 17

ドク・ワトソン Doc Watson

1923年にノースカロライナ州ディープギャップ(wikipediaではディープキャップとあるがおそらく間違いです)で生まれ、生まれつき盲目だったのですが幼い頃からギターの腕が素晴らしく、先日紹介したクラレンス・アシュレーのバックギタリストとして注目されソロでもレコードを出しました それが1964年・・・つまり彼が40歳のときですからかなり遅咲きです しかし、それからの彼の活動は華々しく、多くのアルバムを出しコンサート活動も精力的に行い2012年に亡くなるまで現役で活動をしていました

私も彼のVANGUARDから出たファーストアルバムを購入(これは国内盤で買えました)散々聴いたものです(上の写真がそのジャケットです)

彼のギターはアコースティックギター、とくにブルーグラスの世界の革命的な影響を与えました それまでギターはただベースランとコードを弾く”リズム楽器”だったのを、ドクはバイオリンのフレーズをそのまま弾くという「クロスピッキング」で全く別の役割をギターに与えました それではそのもっとも有名な「Black Mountain Rag」をごらん下さい

・・・どうです?スゴいでしょ!

これを見て(実際に70年代に一度彼のライブを生で観ましたが)なんとかこういうギターを弾きたいと一生懸命練習しましたが・・・無理でした(笑)

その後、僕がフラットピッキングではなくフィンガーピッキングの路へ進んだのもこの時の”挫折”が原因になってたと思いますよ

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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