バンジョーのお手当て 3

さて、次にやることは「ヘッド」の調整だ ヘッドの仕組みはドラムとほぼ一緒 大体張ってあるものが同じなのだ ただ、ドラムよりはそのリムを締めつけるボルトの数が非常に多い このバンジョーの場合は24箇所もある それを均等に締めていかなければならない

調べてみるとそれぞれのボルトのテンションがかなりまちまちで、中にはほとんど浮いてるものも・・・一端全部緩めてからひとつずつ締めてゆく 最初は手で回せるとこまで締めたらあとはレンチを使って これはドラムのときと一緒で一応対角線上で締めてゆく あとはテンションのかかり具合はレンチにかかる「重さ」で判断・・・これはほとんど勘に任せて しかし24本は面倒くさい でも面倒くさがってたらバンジョーのセットアップは出来ないのだ なんでも一流のバンジョー弾きの人たちは時間の半分くらいはこの調整に使ってるそうな

そして、この際だから弦も張り替えることに ところが、いざ弦を捜しに行ったらそこらの楽器屋には無いことが判明 新宿の山野楽器にも・・・ここのアコースティックコーナーはかなり充実してるのだが、気がついたらバンジョーそのものを扱っていないのだ 何年か前にはあったのに・・・それで結局お茶の水まで行くはめに ここの楽器街も久し振りだ

そこへ行ってバンジョー弦を捜したらさすがに「あった!」 メーカーは「アーニーボール」しかも「ブルーグラス用」と「フレーリング用」と2種類あった 違いはゲージの太さで「フレーリング用」は少し太い それに4弦のワウンド(巻き)がニッケルではなブロンズになってた で、これを購入 持ち帰りさっそく張ってみることに

ちなみに「フレイリング」ってこういう弾き方です この人・・・すごい! ちなみに左に居る黒人のおじいさんは「ミシシッピ・ジョン・ハート」、右は「ピート・シーガー」ですね

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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