ギターギター 32

アパラチア地方の人たちの先祖が住んでいたアイルランドやスコットランドも貧しい経済的境遇の中で音楽を演奏し、歌ったり踊ったりすることが大きな娯楽としてあり(今でもそうらしいです)ました

そこからアメリカという新天地へ渡った彼らはあえて情報や交通の通い辛い地域に住み着き、元々自分達が持っていた宗教や生活習慣をそこでもひたすら守り受け継いできたようです

音楽でもそうです ここにそれを証明するようなサンプルがあります 「クラレンス・トム・アシュレー」がバンジョーで歌う曲です なんとも侘しい曲調ですが、バンジョーの音に注目してみて下さい なんか変な「不協和音」みたいな音がしませんか?

もっとわかりやすい例があります ヴァージニア州出身の「ドック・ボッグス Dock Boggs」というバンジョー弾きが歌う曲です

どうですか? なんとも不思議なちょっと不気味でさえあるこの響き・・・クラシック音楽の世界の人が聴いたら「音程が狂ってる!」と怒られそうですが・・・まるで黒人の「ブードゥーの呪い」みたいな音ですが・・・これはアパラチアに伝わるバンジョーの独特のチューニング「マウンテンマイナー」なのです

そしてこのルーツは・・・

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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