さて、いよいよこの人
「ロバート・ジョンソン Robert Johnson」です
この人についても以前「僕のブルースマン列伝3」で触れてるので詳しいプロフィールなどはそちらを見ていただくことにして、今回は彼のギターに絞ってお話していこうと思います
先日も触れたとおり、彼はまずミシシッピデルタの先人「チャーリー・パットンCharley Patton」や「サン・ハウス Son House」などの影響を受けたデルタスタイルのギターを弾いていました
しかし、サンやチャーリーより若い世代の彼は次第に「デルタスタイル」だけには囚われず当時やっと広まりつつあったラジオ放送やレコードなどを聴き、あちこちを旅して積極的に他の地域のブルーススタイルも取り入れていました 「ココモ・アーノルド Kokomo Arnold」「スクラッパー・ブラックウェル Scrapper Blackwell」などの東部地域のギタリストのプレイなども参考にしましたが、彼がとくに手本にしたのがピアニストたちの演奏するフレーズでした
そういうものをギターで出来ないか・・・そういう試行錯誤が彼独特のギタースタイルを生み出しました
高円寺ライブハウス ペンギンハウス