災い転じ  3日

いやあ、今日はスリリングなライブだった 何がって・・・元々今日の出演者は3組の予定だった それが最初に出る予定だった「ハイエンドトランジスタ」のギターボーカルの礼乃助が急にインフルエンザにかかり出演が出来なくなってしまったのだ(今年の冬はこういう話をあちこちで聞いたが) あわや2組になってしまうのか・・・もう前夜の話だ マスター亜郎は焦って誰かその穴を埋めてくれる出演者を捜したが・・・なにしろ翌日のことだ なかなか空いている演奏者が居ない・・・散々連絡を取ってもうこれはダメか・・・明日は2組でライブか・・・そう思ってたところに救いの神が現れた では今日のライブレポート

ペンギンハウスライブ今日最初の演奏者はしぶなだ そうなのだ この無理なオファーを快く引き受けてくれたのはシンガーソングライターのなだのきよしき そして今は「ケチャップス」のギタリストとして一緒に活動している、渋田幸一も参加してくれることになったのだ 渋田は今家の事情で音楽活動ができない状態になってて、ギターを弾くのも2ヶ月ぶり そしてこの「しぶなだ」2人での演奏もずいぶんと久しぶりだった しかし、そこは長年一緒にやってる同士 ぶっつけに近い状態ながらも息はぴったりで久しぶりにシブタギターが炸裂 おまけに今日はお客として来ていた田中裕之が、ピアノで1曲参加(彼はPEKOというユニットでなだのきと一緒にやっている)急ごしらえなのになんだかすごく贅沢なプログラムだったのだ この無理なお願いを受け入れてくれた彼らに本当に感謝です

2番目に登場したのはおはる(樋森晴菜)

前回「 Les Petits(レ・プティ)」というギターとのDUOで出演してくれたのが彼女だ 一見メルヘンチックのようでその実はかなりダークネスを持ち合わせた曲を書くソングライターだ 7拍子で作られてる「クレンジングクリーム」とか一見お伽噺のようで奥にかなり深い闇を内包している「バーチャルメリーゴーランド」とか・・・なかなかお目にかかれない個性を持ったシンガーだ 酔っ払って自転車を運転してとんでもないことになった話とか・・・客席とのコミュニケーションにもちゃんと”毒”を仕込んでおくなど・・・いやあ、なかなかスゴいよ この人!

そして今日最後の演奏者は安田兄弟 g/vo , g , b , ds , sax , perの6人編成の彼らはこの中央線沿線ではかなり活発に活動しているが。以外にもちゃんとしたブッキングライブとしてペンギンハウスに出演するのは今日が最初 ドラムはご存知松川敬一、パーカッションは昨日もここに出演したハナコだ ハナコは前のメンバーだった埴崎一朗の後を継いでここのメンバーをやっている そのジャンベも埴崎の遺品なのだ 彼らは本当にストレートでフットワークが軽くてパンチ力のあるロックをかましてくれる 今日は3組出演ということで全出演者ともゆったりたっぷりとやってくれたが、時間はまだまだ欲しいくらいだった 演奏が終わると客席からは本当に大きなアンコールが起こった いやあ・・・本当に災い転じて、いいライブになった 皆さん本当にお疲れ様でした!

今日のオムニバス動画です


高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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