そうか、台風が来てるのか・・・朝から細かい雨が降り異様なくらいムシムシする 風もちょっとある ライブ告知の看板に書いたボードペンのインクが湿気で流れ出し「ホラー映画」のタイトルみたいになってしまう・・・2度やったがダメだった それで今日の看板は・・・こうなったのだ では今日のライブレポート
ペンギンハウスライブ今日最初の演奏者はMORI-SHIN 彼の歌の歌詞には時として哲学書に出てくるような不思議な言葉が出てくるが、今日その1つの正体がわかった!「サウロンの眼」というのが僕には「???」だったのだが、最近観出してはまってる「ロード・オブ・ザ・リング」の中に出てくる悪の魔王の名前だったのだね・・・新しく解ることが見つかるとなんか嬉しくなる それにしても乾いたスライドギターの2拍4拍に「コン・コン」とボディーと叩く彼のギターの音は昔の「Folkways」のレコードで聴いてた音に似ている
2番目に登場したのはなべ虹魚 この弾語りシンガーも本当に正体不明だ どこから出てくるのか・・・彼のギタースタイルのルーツは本当に「虹魚」という名前にもかかわってくるのか・・・深い淵の底に潜む魚のようだ ゆらゆらと・・・ぬらぬらと・・・もしかするとナマズだったのかな(笑) 今日も妖しげなギターとゆったりとした歌い方の奥にエロチシズムがたっぷりと染み込んでいる
3番目に登場するのはららばいてりい&さっちん 今日の彼らは・・・おや?どうしたのだろう・・・てりいはほとんど無言でギターを弾きはじめ、その代わりさっちんがいきなりMCを始めた このスタイルは初めてだなあ~ そして曲と曲の間をほとんど空けないでどんどん曲が進む その合間にまたさっちんが時には意味不明なアジテーションのようなMCを入れてゆく 次第に彼女がトランス状態になり・・・いつか僕が映画で見たシカゴのマクスウェル通りで歌ってたゴスペル歌手のように・・・いや、それすら超越してまるで「ブードゥーの魔女」のようだった 今日の彼らは本当にちょっと「神がかって」いた
そして今日最後の演奏者は山田庵巳 さすがに前にこれだけ個性たっぷりな演奏者が出て彼もやりにくいんじゃないかなあ・・・僕はそう思っていたのだが、いきなりMCで今日の対バン全員に対するリスペクトを言葉で素敵に表わして・・・そして「僕は漫談ですから」と言う
いやいや、そんなことは無い・・・と言いたかったが、たしかに今夜の・・・最近の庵巳にはそういうキャラも出てきたなあ
そしてもうひとつ 実は今日の昼間僕が試して使ってみた「M-FACTORY」のアコギプリアンプ「PM-50」を彼に頼んで使ってもらってみてもらった 彼の8弦ギターにもピックアップが付いていて、それがどんな音になるか・・・悪いけど実験台だ!
結果は大成功 マイク撮りしたのと全く変わらない音がほぼノーイコライジングで出てきた これやっぱりいいぞ!
今日のオムニバス動画です
高円寺ライブハウス ペンギンハウス