彼岸超え 24日

昨日よりはちょっと涼しいが、それでも少し蒸し暑い そうかあ、昨日が秋分の日なんだねえ

では今日24日(月)のライブレポート

ペンギンハウスライブ今日最初の演奏者はthe fogpainters 彼らはその名前がぴったりくるように楽器もボーカルも濃い霧の中に紛れて混沌とした風景を音で生み出しているようだ その中からボーカルをどうやって少しだけ前の方に出してくるか・・・これがなかなか難しいのだが、今日リバーブのかけ具合がぴったりとはまっていい感じに作れたのだ サウンドとしてもいいカラーがペイントされていたなあ

2番目に登場したのはANTONIO GIANT「HAPPY TURN」というバンドをやっているヤマワキのもうひとつのバンド このバンドもとても特色のあるサウンドを持っている それは何といってもメンバーに鍵盤ハーモニカが居るということ それも普通のアコースティック系のユニットがやるようなアコーディオン的な澄んだ音ではなく、少し歪んだようなサックスなどの管楽器のような・・・というか、とにかく不思議で存在感のある音なんだ それがまた不協和音の一歩手前という「寸止め」的な音でバンドサウンドの中に強烈な存在感を発揮している ヤマワキのあのとても個性の強い歌を見事にこの楽器は受け止めて跳ね返す

そして今日最後の演奏者はGRASS HOPPER 今日は前にかなり爆音なバンドが出たので、アコースティック的なサウンドを身上とする彼らはちょっとやりにくかったかも知れない それもあってか最初のほうは珍しくいつもより力んでしまった彼らだが、中盤のスロウの曲あたりから見事に軌道を立て直した そこからはあの絶妙な「バッタサウンド」が伸び伸びと草むらを飛び回る それにしても最後に演奏した「浅草」という彼らの代表的な曲・・・かなり長尺な曲なんだが、客席がぐぐ~っと惹きつけられていた

今日のオムニバス動画です


高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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