いやあ、ついに風邪を引いてしまった けっこう気をつけていたんだけど、
一昨日あたりちょっと怪しいな・・と思ってたらやられてしまった まああまりたいしたことはないのだけど体がダルい それに食欲が出ない ライブ本番前に食事をしようとしたんだけどどうにも食べる気がおきい・・・悩んでたら今日の出演者のザ・ショッキングのハプニングがアイスクリームを差し入れしてくれた 「どうしたの」と聞くと「ドライアイスが欲しかったので」とのこと 彼女がなぜドライアイスが必要だったのか それはあとでわかる・・・とにかく有難かった それで今日の夕食はアイスクリームとフルーツサラダ・・・まるで女の子みたいだ
さて、いつも個性の強い出演者ばかり登場するペンギンハウスだが今日という今日は本当にびっくりするような個性派の出演者ばかりになった まず最初に出たのはペンギンハウス初登場の Juicy Lero Leroというバンド リハの時はまあ人数が多くて多国籍で楽しいバンドだなと思ったが本番に登場した彼らを見てびっくり！色々なステージ衣装の出演者が居てかなり慣れている僕だったが・・・これはすごい！衣装いうより「仮装」だよな 謎の覆面レスラーがいるしパーカッションはジーザスだぞ！ 格好だけでなく演奏も素晴らしかった とにかく乗せて楽しませてくれる ノリのいいポップな曲からハードコアパンク調な曲まで・・・最後まで飽きさせることなく嵐のようなステージ・・・これだけエンターテイメントを感じさせるバンドもなかなか少ないかも
そして、２番目がこれだ！ザ・ショッキングの工事現場＃５ 毎回過激なパフォーマンスを見せてくれる彼女たちだったが今日のもすごかった いきなり出たのが「炎のお灸」というネタ なんと頭の上にテｲッシュイをのっけてチャッカマンで火をつけるというのだが 炎は一瞬で消えるのだがすごいのが立ち昇った ちょうどその瞬間をカメラが捉えた 僕にしては（カゼ引いてるのに）いい仕事だ もうひとつ「別の場所」にお灸をする場面があったのだが（その写真もあるのだが）公共の場ではちょっと公表を控えたほうがよさそうなので割愛させてもらう どうしても見たい人は直接ペンギンハウスに来たら見れる・・・かな？ そのあともハプニングが素手でリンゴを叩き割るとか「サイババ」の弟子が現れて手の中から煙を出すとか（ここでドライアイスが登場するわけだ）人間真空パックとか・・・過激なネタが連発した最後はなんとハプニングが普通に歌を歌うという一番ショッキングなネタで終了 バックはテキサスや内田典文のほか、なんと僕までギターで参加したのだ（笑）
さて、前半にこれだけ過激で派手な出演者が出てしまってその後に出る出演者はさぞかし大変だろう・・・しかもソロでアコギの弾き語りだぞお・・・ところがその上村秀右は負けてなかった 旧～い GIBSONのアーチトップを弾きながら渋～いブルースを淡々と歌うだけなのだが、そこは普段IGNORANTSで鬼神のようなステージングをやってる秀右のことだ それだけで客席を引き込んでしまうんだよなあ それにしてもカントリーブルースギターを弾かせても彼は上手いなあ いい味出すんだよなあ そして歌いながらまるで叫ぶような彼の言葉・・・「イカレたやつらばかりさ～」 決めた！今日のタイトルはまさにこれだ そして最後はギターの弦を切りながら「Johny B Goode」もう店中が大騒ぎだ 椅子に仁王立ちの秀右・・・まるで「大魔神」だ（笑）
そして、最後に登場したDISCO20000 うちのpaもやっている内田典文が参加するこのバンド「面白い」という噂は前から聞いていたが、どう面白いのか・・・見るまでは把握できていなかったが 見たらわかった！ これは見るしかない 言葉でこの面白さをどう表現するのか・・・正直僕も困る まあ、あえて言えば「ロックバンド」というのをひつのネタにした一種の不条理劇・・・とでも言ったらいいだろうか ギターとボーカル（？）のミヤコのまるで投げやりなふてくされたようなパフォーマンスとそれを見守る他の２人の妙な冷ややかさとお客との絶妙なコール＆レスポンス・・・かな う～ん難しい とにかく皆さんも一度見てみたほうがいいよ これは面白かった とにかく今日は面白くて奇妙でイカレた出演者ばかりだった 僕もイカれそうだよ・・・あ！熱が出てきたか
・・・こうして高円寺ライブハウスの夜はふけていった・・・
