いよいよ6月も残り少なくなってきた 今年もあと半分かあ~
さて、今日最初の演奏者は コイズミツトム だ
今日いつもならリハの時間にはきっちりと遅れなくやってくる彼なのだが珍しくなかなかやって来なかった ちょっと心配してるとやがてペンギンハウスの階段をまるでよぼよぼの老人のような足取りで降りてくる人が・・・それが彼だった
訊けば昨日から急に足首のあたりが痛くなって歩くのもままならないのだという それはタイヘンだ ステージに向かうのにも一苦労・・・それでようやく席に座ったが演奏はいつもの彼の静かだけどしっかりグルーブする曲がいい気持ちにさせてくれる
そして今日の彼の前に置かれた譜面台には一冊の書物が・・・それはなんとあの「井上揚水」の歌集だった そしてその本をマスターから受け取ったコイズミがその中からなんと「帰れない二人」というナンバーをカバー・・・これがまた素晴らしかったのだ! さすがはコイズミ・・・足の痛みなんか全く感じさせないいいステージだった
2番目に登場したのは SHOTGUN BLADE だ
今日のステージに立った彼はなんだかそわそわと落ち着かない どうしたんだろう・・・
ある曲では「ああ~、間違った」とかこぼしてたけど彼の曲をさんざん聴いてる僕でも気がつかなかった それどころか、今日の彼の歌は不思議なくらい気迫があってすごい迫力だった
ところで、今日彼が感じた妙な感じの原因がちょっと僕には見えてきた
そうだなあ、この状態は珍しいよなあ
そして今日3番目の演奏者者はウエクサユウジ だ
ギター弾き語りソロの彼はバンドでの活動もしているが、その独特な不思議な温かみとリアリティーのある歌い方にはすごい説得力がある 先日、彼と親しいある人物がウエクサのことを説明するのに「フーテンの寅さんがストーンズやってるみたいな・・・」と表現してたが本当にぴったりだ
そしてソロのときの彼はその「寅さん」の部分がかなり大きくなる 今日演奏した曲のほとんどがスロウバラード、それがまたじーんと沁み込む・・・それにうっとりと聞きほれてる客席を見れば・・・あらあら、今日はそうなんだねえ~
そして今日最後の演奏者は 半バナナ だ
”王子”こと林漁太(g/vo)と”ライオンのシュン”こと安威俊輔(wb/cho)の2人ユニットはとにかくポップで明るく楽しいエンタテイメントで溢 れている 時にはちょっと強引に客席を引き込むそのパフォーマンスにみんなが”拉致”されてしまう
いやあ、今夜の半バナナのステージはまた凄かったなあ~
漁太は前回は「カッパ」だったが今日は「王子」に戻ってのパフォーマンス そしてどんどん「ライオン」としても「ベースマン」としても進化し続けている安威・・・この二人の空恐ろしいほどのパワーにもう客席は飲み込まれてしまいっぱなし!
最後はなんと揚水「の「夢の中へ」をみんなでシングウトするという・・・そして一緒に歌う客席には・・・女性しか居ないのだ そう、今日のペンギンハウスの客席の女性率・・・100%だったのだ
高円寺ライブハウス ペンギンハウス